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vol.36 「好き」は単なる二文字の音

魂は置いてきた。後編。

コミュケーションと魂の関係はなんとなく説明できたと思います。

魂は目に見えないし、存在も確認できない。
でも、そこにコミュケーションを付け加えることで目に見えないけど、存在は確認できるものになる。

そんなイメージですね。

そして、コミュケーションは言葉と文字。
つまり会話とメッセージです。

単なる言葉は音と同じです。
相手を傷つける言葉も、音です。
すごく極端な考え方をすると、私たちの心を揺さぶらない言葉は全て音です。

そんな言葉に魂を乗せて、初めて相手に想いが伝わる。
文字やメッセージも同じでです。

寂しさや、想いが交わらない。
人間関係によくある挫折です。

夫婦や恋人。友人や仕事における人間関係。
継続して繋がっている人間関係は、無意識のうちにこの挫折と向き合い今の人間関係が構築されていると私は思います。

ただ、それは全てではなくて、この挫折と向き合うのも、この挫折から逃げるのも、人生において両方、必要なことだと思います。

周りにいる全ての人が、あなたの意志や想いを理解してくれるわけはないし、あなたも他人の意志や想いを全て受け入れることは不可能です。

生きていく為に切れない人間関係があるのも事実です。

でも、これから作る人間関係は違う。
違うというか変われるということです。

無意識に挫折を乗り越えるのではなく、意識的に乗り越えることができます。

意識的に挫折を乗り越えることができれば、挫折から逃げる必要はありません。

挫折という言葉がネガティブなので、障害としましょう。人間関係における障害としましょう。

この障害を乗り越えていければ、継続した人間関係を作ることが可能です。逆の考え方をすれば、継続する必要がなければ障害と向き合わなければいいわけです。

どちらを選択するかは自分次第です。

どんなに良好な人間関係を築けそうにみえても、必ず障害は訪れます。理由はわかりません。

でも、おそらく、より良好な人間関係を構築する為の試練だと私は考えています。

この障害という名の試練を乗り越えていくことで、より強い絆が生まれます。そして強い絆から、たくさんの幸せを受け取ることができるでしょう。

話を少し戻しますが、意識的に障害を乗り越えていく為に必要なものが、コミュケーションです。

想いや魂を乗せたコミュケーションが、良好な人間関係を継続させてくれます。

寂しさや、想いが伝わらない。想いが届かない。その全ての原因はコミュケーションです。

「好き」は、たった二文字の言葉です。
ここに想いや魂がなければ、単なる二文字の音です。

そして、この二文字の音を伝えることは、とても簡単です。しかしながら音は心に響きません。心に響かないということは残念ながら想いを届けることはできません。

あなたが伝えたいことが「好き」という気持ちだとします。「好き」という音ではなく気持ちだとします。

伝える為にはどうすればよいでしょう??
あなたの、その気持ちを伝えるには何が必要なのでしょう??

言葉なのか、行動なのか、それ以外の何かなのか…

多分、全てでしょう。
言葉や行動や、それ以外の何か…その全てでようやく気持ちが伝わるかもしれません。

「好き」って伝えるだけで、一苦労だな…
でも、その苦労が人間関係の障害を乗り越えたり、強い絆を作るわけだから、そこに努力を投下する価値はあると思います。


これから作る人間関係は違う。
違うというか変われるということです。

と書きましたが、その努力を投下したいと想える人と出会えれば人生は大きく変わると思います。そして、あなたのその努力を見て、同じように努力を投下してくれる人であれば、尚更です。

魂は置いてきた。これにて終了。

vol.37へ続く。

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