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vo.42 結婚について考えてみた④

前回の続き。

少しまとめると…

私たちは結婚という制度を利用したいから結婚してます。でも、この制度は今の多種多様な時代にマッチしておらず、結婚後につまづくことが多々あります。つまづいた先には、このまま身を固めるか、離婚するか…この二択しか選択肢がない制度です。

結婚しない人生。それも選択肢の一つでしょうね。
これからは生涯独身の人や、事実婚を望んで選択する人が増えていくと思います。

そして、どうしてもこの制度を使いたい人たちが「望んで」結婚を選択していく時代になっていくかもしれませんね。

しかしながら、これを読んでいるほとんどの人が既婚です。すでに結婚している人たちからしたら、理屈はわかるけどそれでは何の解決にもならないでしょう。

でも、結婚の本質がわかれば、何か解決の糸口やキッカケが見つかるかもしれません。

離婚しかない。我慢して結婚生活を続けるしかない。

その2つしか選択肢がないのは、非常に悲しい状態です。我慢の先に幸せが待ってるかもしれません。我慢することが正義ならば、あなたは正しいことをしている自負があるから、迷い苦しむことはないかもしれません。

そもそも、身を固める為に結婚した人ならば、今の生活や環境にすごく満足しているでしょう。

あなたは不満でも、相手は満足しているケースは人間関係において多々あります。その溝を埋めるには話し合うしか方法はありません。

もし、つまづいてしまったのなら、つまづいた場所までもう一度戻って、今度はつまづかないように2人で話し合えば、乗越えていけるかもしれません。

すごくささいなことがキッカケで、溝は深まり人間関係のバランスは崩れていくものです。

結婚って気が抜けないな…

そうです。ささいなキッカケですが、触れたら爆発するような爆弾をもちながら一緒に生活していると考えれば、わかりやすいでしょう。だから常に気は抜けません。

気を抜いた瞬間が最後。
爆発してしまったら、修復までとっても時間がかかります。修復しない可能性もあります。

実際には、そんな爆弾は持っていませんが、そんな気持ちで共同生活をしていると思えば、結婚は戦争です。

そして、住まいは戦場です。
あらゆる所に火種が転がっています。

あなたが脱いだ靴下や、食べ終わったあとの食器や、一息つこうと座ったソファーの中に地雷が仕込まれています。

結婚生活を充実させるということは、それくらい難しいミッションです。これら全てを乗越えて、始めて充実した結婚生活を得れるかもしれません。

恋愛感情があるうちは爆弾や地雷はありません。恋は盲目だから。でも、いつか目が覚めるときが来ます。

目が覚めたとき、夫婦は戦友でもあり、戦う相手(敵)でもあります。敵か味方かは、あなた次第でしょう。

ものすごく極端で大袈裟に話をしました。
でも、これには理由があって、これくらいの気持ちで結婚生活と向き合えば、だいたいのことは想定内です。

想定内になれば、明日からの行動を変えることができます。心に余裕ができるから。何に触れたらダメで、何が火種なのか、わからないうちは心は休まりません。でも、戦場での行動、全てが着火すると思えば、火種を避けながら生活することは可能です。恐る恐る行動すれば、火種は避けれます。万が一、着火させてしまっても、すぐには爆発しません。

着火してから爆発までのタイムラグの間に消火作業を行えば、爆発は防ぐことができます。

戦場だと割り切って考えてしまえば、心に余裕ができます。

余裕ができれば普段のことと、プラスアルファ別の行動や思考が生まれます。

vol.43へ続く。

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