『俺たちに明日はあるか』続々ゾクゾクゾクゾクゾクゾク編
パッ電気をつけた。
「おかん、結婚するって、俺冬物もいるし、一度帰ってくるわ。」
おばぁちゃんのドレスを着たまま、ショーは言った。
「うん。」恋愛経験の少ないフランツは、腕組みしながらちょと寂しいなぁと思いながら言った。
「おばちゃんの相手が、ものすごいブサイクでも、
反対するなよ。反対されると、燃え上がるからなぁ。」
「う、うん。」
「おばちゃんが、結婚詐欺師に騙されて借金だらけになってても、
構うなよ。財産放棄という手があるからな。」と、バカボンのパパが言った。
「