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クレカ停止(エロ規制)問題

クレカ停止について

最近、ニュースやSNSでVISAやマスターカードがアダルト系の同人コンテンツを扱うサイトで急に使えなくなる規制が行われたことが話題になっていました。
DLsiteやfantiaなど同人系のサイトが大きく話題になっていましたがアダルトアニメ配信サイトなども順次、規制されてきています。
サイト運営会社の対応も様々ですが今後も継続して海外決済会社のエロ規制強化は続く見込みです。

クレカ決済停止の影響について

今回、VISAなどの決済が停止になったサイトの影響ですがクリエイターのSNSなどを見ても3−4割の売上減少になっているようです。
当然ですがその減少はサイト運営会社の売上減少にも直結します。

エロ規制への対応

現在一時的に主要な決済手段であった海外系クレジットカードが規制に入っていますが国内クレカブランドのJCBという手段が残っており、paypayなどクレカ以外の決済手段や各サイトが独自に作っているチャージ型の購入方法がより使いやすい仕組みになっていくと思われます。
サイトによって現時点では対応がさまざまで決済会社の規制にのまれるサイトもあれば、たとえ一時的に売上が下がっても漫画、イラスト、アニメなどのクリエイターからコンテンツを引き上げられないようにするサイトも多く、現状は大きな同人系サイトは後者を選んでいるサイトが多いように見受けられます(小さな同人系サイトは決済会社の意向に従っていることが多い気がします)。商業系サイトは対応はそのサイトの規模などによりさまざまです。例えばU-NEXTや漫画図書館Zなどは外資クレカ決済会社の規制に従いクレカ会社の指定していた作品の排除を決めています。

今後の展開(私の予想)

クレカ規制によりエロ規制に従うサイトは短期的に売上が下がり、従うサイトは大きな売上減少は免れるでしょう。
しかし、長期的に見ると規制に従ったサイトは作品数が限定されるため作品数(バリエーション)という集客力を失います。
国内のアダルト系が強い大きな同人系サイトは体力があるのでたとえ決済手段が減ってでも長期的な競争優位を選び、小さい同人系サイトは体力がないため決済手段を維持することで短期的な売上を取りに行く…そういう思惑が見えます。
あとはFANZAやDLsiteなどの大手が失った売上に耐えられずに決済会社に従うのが先か、それとも、便利な決済手段を取り入れつつお客に提案して導入してもらい規制に従ったサイトと作品数という差別化を実現して盤石な寡占を作れるかの二択になると予想しています。


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