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『石橋を叩いて渡る』について今いちど考えるべきこと。

 どんな相手でも侮ってはいけない。上から目線もいけない。
 逆に自らを卑下してもいけない。
 
 時として平身低頭を迫られることもあるけれど、そこは状況と立場をわきまえて柔軟に。
 
 戦わなければならない時には勇気を奮い立たせて。
 くれぐれも、他人に頼った間違いだらけの正義を振りかざさないように。勘違いの多くは、自分を法の番人だと誤認するとこによる。
 
 同じ猫族でもドラえもんは幻。同族を助けるためにスモールライトを取り出してゴジラを小さくする、なんてことはしてはくれない。のび太になりたかったと悔やんでも、いたしかたのないこと。もともと猫は人間にはなれない。とても残念なことだけれども。

 仮にゴジラが小型化したとして、戦いを挑んではいけない。侮るな。猫パンチごときではヤツの吐く熱線攻撃には敵わない。
 
 くれぐれも慎重に。
 間違ったら火傷をする。熱戦攻撃だけに。
 間違ったら橋から落ちる。強く叩きすぎてもいけない。不本意な落ち方をする。

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