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『冬が来る前に』

リスが巣ごもり前の冬支度。

で、人さまの“季節感”は?

季節の冬は先だというのに、世界はロックダウンに凍りつき、早くも巣ごもり 、家ごもり。社会の“季節観”は冬真っ只中だ。

この季節の地質変動、気候変動が重なっているだけに、 皮肉な天のいたずらに思えなくもない。

紙ふうせんが歌った『冬が来る前に』を知る人は、
「冬が来る前に
 もう一度あの人と
 めぐり逢いたい」
という下りを思い浮かべなかっただろうか。

この冬には間に合いそうにないけれど、せめて季節が春に変わったら、会いたい人に気兼ねなく会えるようになっていればいい。

荒木とよひさ作詞作曲の『四季の歌』がつながってくる。
「春を愛する人は心清き人」
私たちはいま心を無垢にして、願っている。
一年を通して居座り続ける諦めの悪い社会の冬を押さえ込み、愛しさを募りに募らせた『春よ、(早くやって)来い。』。
というか、来ますように!

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