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MAGAZINE B3

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Beer(ビール)/Brewer(醸造家)/Brewery(醸造所)に焦点を当て、ビールの最奥を覗き込む。 クラフトビールを最高に楽しむためのビアマガジンができました! 次何買…
運営しているクリエイター

#ビール

個性の輝きを知る春限定醸造ビール  『九州CRAFT 金柑』

個性とクラフトビール 個性的であろうとしなければならないという圧力をどことなく感じる中、…

飲む人の空間までをも魅了する 8Peaks BREWING『メタウィートエール』

お酒と、空間と。 酒を飲む空間には、いつもストーリーがある。気の合う仲間とゲレンデで騒ぎ…

お酒の旅人が運ぶ 新しい旅の始まり 丹波篠山旅路のブルワリー スタウト

ちょっと飲んでいかない?ふらりふらり。 赴くままに地面を踏み締めて、新たな出会いに心躍ら…

ゆっくりと磨かれた水で作った、ゆっくりと時間をかけて楽しむクリームラガー

ゆっくりと磨かれる水、ゆっくりとした味わい ―富士山から百年かけてたどり着いた水 その味…

海辺に実る幻の果実から春を感じる『湘南ゴールド』

春らしからぬ春先、私たちには多くの前向きな行事があるはずだった。 目黒川の下で川面に漂う…

二度目の恋に誘う 世界トップレベルの建築と料理を飾るクラフトビール

人は二度、旅先に恋をする 人が恋心をはっきりと自覚するのは、いつだってその対象が目の前に…

日本ではベアレンしか作れない『なにもかもがインチキに見える貴方』へ勧めるライ麦ビール

愛すべき素朴 ホールデンはアックリーやストラドライターとのやりとりに退屈していたに違いない。 「The Catcher in the Rye」を読んでいる過去の私にはそう思えた。多感な10代の、あのカタツムリみたいにスローモーションで進む日常を、つらつらと綴ったものにしか思えなかった。 だが人はいつだって見当違いなものに拍手を贈る。そう、例えば過度に飾り立てられた日常や誇張された青春なんかに。 大人になった今にして思えば、あの飾る概念すら無視した様な時の流れにこそ、豊さが

【松江ビアへるん】 島根を貴ぶビール

地元への慈愛 ビアへるん諸国を漫遊する時、貴方は何を思うだろうか。殊の外祖国への親しみ…

運命の地、高知で作る人と土地にやさしい”高知スタイル”ビール

8年間の空白を経てお酒天国に誕生した”人と土地にやさしいブルワリー” 可杯(べくはい:穴…