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MAGAZINE B3

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Beer(ビール)/Brewer(醸造家)/Brewery(醸造所)に焦点を当て、ビールの最奥を覗き込む。 クラフトビールを最高に楽しむためのビアマガジンができました! 次何買…
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2020年4月の記事一覧

飲む人の空間までをも魅了する 8Peaks BREWING『メタウィートエール』

お酒と、空間と。 酒を飲む空間には、いつもストーリーがある。気の合う仲間とゲレンデで騒ぎ…

お酒の旅人が運ぶ 新しい旅の始まり 丹波篠山旅路のブルワリー スタウト

ちょっと飲んでいかない?ふらりふらり。 赴くままに地面を踏み締めて、新たな出会いに心躍ら…

ゆっくりと磨かれた水で作った、ゆっくりと時間をかけて楽しむクリームラガー

ゆっくりと磨かれる水、ゆっくりとした味わい ―富士山から百年かけてたどり着いた水 その味…

海辺に実る幻の果実から春を感じる『湘南ゴールド』

春らしからぬ春先、私たちには多くの前向きな行事があるはずだった。 目黒川の下で川面に漂う…

二度目の恋に誘う 世界トップレベルの建築と料理を飾るクラフトビール

人は二度、旅先に恋をする 人が恋心をはっきりと自覚するのは、いつだってその対象が目の前に…

日本ではベアレンしか作れない『なにもかもがインチキに見える貴方』へ勧めるライ麦ビ…

愛すべき素朴 ホールデンはアックリーやストラドライターとのやりとりに退屈していたに違いな…

【松江ビアへるん】 島根を貴ぶビール

地元への慈愛 ビアへるん諸国を漫遊する時、貴方は何を思うだろうか。殊の外祖国への親しみを意識する人が多い中、長きに渡り世界を見てなお、異国日本を選んだ人物がいる。名を「ラフカディオ・ハーン」、松江の人々にはヘルン先生と親しまれていた。 彼は島根で英語教師をしつつ、島根の旧国名「八雲立つ出雲国」に因み自らを小泉八雲と名乗るほどに島根を愛したと言われる。 そんな彼をモチーフにしたビールブランド、それが松江ビアへるんだ。 世界を渡り歩いた後に日本に帰化したヘルン先生にあやかり