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就職すると色々な大人達(営業)にカモにされる

就職すると、色々な大人達や時には同級生が寄ってきたカモにされる。
ここでは経験と注意喚起などを書いていこうと思う。


保険の営業マンが生命保険(+医療保険)を売りに寄ってくる

まずは保険だ。ここで言うのはいわゆる掛け捨て保険と言われているものだ。
会社に合法的にもぐりこみ、あたかも会社が推奨しているかのような錯覚を覚えるから危険だ。

気付いたら大して必要のない多額の生命保険や医療保険に入らせられる場合もある。
初任給をもらったばかりでお金を持て余している新人など格好のカモというわけだ。

個々人の保険は必要に応じて、必要な保障を受けられるものに限っての加入をオススメする。
独身であれば高額な死亡保険は不要だが、医療保険やがん保険は若いうちに入っておくことで傷害保険料は安くなる場合もある。ただ国の医療保障制度も手厚いので、ただでさえ大多数が結果的に損をする医療保険に入るメリットは「心の安心」やらとか「みんな入っているから」という集団心理だろう。
火災保険や傷害保険、収入保障保険、それ本当に今必要ですか?

保険の営業マンが個人年金を売りに寄ってくる

こちらも保険。
個人年金や貯蓄型保険などのいわゆる「掛け捨て」ではない保険全般を言う。

この手の営業の謳い文句は
・国の年金制度はいつまでもつかわからない。自分で備えよう
・~年積み立てれば元本割れはしません
・年利1.○○%で運用が可能(銀行に預けるよりずっと高利回り)
・さらに所得控除の対象になるので節税になる

などだ。
掛け捨てではないこれらの保険は基本的にはあまりメリットは少ない。

これらに入るくらいなら、しっかり生活防衛資金を銀行に貯めて、後はNISAなりiDeCoで投資にまわしたほうがいいらしい。

非常にわかりやすく解説してくれてる動画があったので


昔の同級生がマルチ商法を売りに寄ってくる

ずいぶん会っていなかった同級生から久々に会おうと連絡が来たら、そしてそれが特に仲が良かった訳じゃない同級生だったら、それはマルチ商法のお誘いである可能性が高い。

マルチ商法、マルチネットワークマーケティング、ネットワークビジネス。 
Amwayを始めとしたこれらのビジネスは、消費者が商品の営業になり販売利益を得ると同時に、他人を営業に加わるよう勧誘し、一定のリクルート料(紹介料)が得られる商法だ。
営業が営業を作る。さらに勧誘した側は紹介料をもらえるだけではなく、自分が勧誘した営業の売り上げの一部を得ることが出来るという商法。

社会人になって、急にお金を持つようになると、長年会っていなかった同級生や先輩から急に連絡がかかってきて
「知り合いの人がバーベキューやるんだけど来ない?」
とか
「君にとっていい話があるんだけど会わない?」
なんて言われたらほぼ確実にこれだ。

近年では違法営業などもあり問題になっていたが、基本的にこの商法自体は違法ではない。(違法であるねずみ講とは異なる)
ただ、本当にもうけを出そうと思ったら他人(それも友人など)を損させてでも自分だけは儲かるという強い意志が必要で、とうていオススメ出来ない。

ちなみにこれは経験談だ


あらゆる人がローンを組めと言ってくる

上記のマルチ商法がらみでもそうだが、まだ貯金が少ない新入社員にはローンを組むように言葉巧みに誘導する。
いい絵がある、いい時計がある、いい車がある、持つと人生変わる。月々数万払うだけで人生の満足感を得られる。
あるいは同期や同級生がいいものを買ったなどだ

自分自身がローンを組んでまでどうしても欲しいと思えるものがあるのであれば止めはしない。若いうちにお金を使って失敗しておくこともいい経験だ。
ただ長年のローンとなると利息が利息を生むローン地獄にすぐ陥ることになるのでオススメはしない。あくまでも自分の貯金で払えるまでの買い物にとどめておくべきた。
また、人に見せびらかすようなものは結局本当に自分自身が欲しかったものでない場合が多い。本当によいよいお金の使い方であるかをよく考えてほしい。

使いきれないほどのお金を手にしたと思うかも知れないが、それは気のせいだと気づく

初任給を受け取った時、とても使いきれないほどのお金を手にしたと思う人もいるかも知れない。それで気が大きくなったりゆるんだりしてしまう人も多いだろう。
ただ実際はこれから先お金が出ていくイベントが山のように待っている。
前述したようにある程度お金の使い方を学んでおくことも重要だが、お金は稼ぐ方法よりもその使い方がより重要であるとも言われているのでより慎重になり本当に自分にとって有意義なものに使っていくようにしてほしい。

#新社会人に伝えたいこと

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