転職活動での不安のピーク 内定を勝ち取った後の決断方法とは?

転職活動は、多くの人にとって不安の中ですスタートで、多くの不安のなかで少しずつ前に進んでいくものだとは思う。
中には初動はなんとなく軽い気持ちでとりあえず面接受けてみた、なんて人もいるのかもしれない。

ただそんな人もおよそ多くの転職活動者にとって最大に試練となるのが実は内定を勝ち取った後の決断になる。
複数の会社から内定を頂いた場合、どの会社に進むのが自分にとって最善なのか、あるいは内定が1社だけであっても現職に留まるという選択肢も含めて自分にとって最善の選択とは何か
自分や自分の家族の今後の人生を大きく左右する決断をおよそ1週間弱でしなければならない。
どこかに入れればよかった新卒の時とは比べ物にならないほど大きな決断を迫られる。

今回は、そんな不安のピークである内定を勝ち取った後の決断方法について書いていこうと思う。

ちなみに自分の転職活動に関する記事を未読の方は先にこちらをオススメする。


理想 企業を受ける時点である程度優先順位を決めておく

まずそもそも企業をうける時点である程度優先順位を決めておくことが望ましい。これは面接の過程で変わってもなんら問題はない。
事前にある程度どういう方向に進んでいきたいかを決めておけれれば、いざその決断をするときになってもそれほど迷わないだろう。
ただ、自分はこれが出来なかった。
自分のようにできない場合は少なくとも
内定後、1週間くらいでどうするかを決めないといけない
ということをあらかじめ認知しておく必要がある。

面接を進めていく中で、自分のアピールだけではなく自分が会社を見定める情報を積極的に取得していく

これも内定前の段階の話になる。
内定後に決めなければならないということを頭に入れたら、あとは面接での対応だ。
面接は、こちらの情報を相手に渡すと同時に向こうの情報を引っ張る数少ない機会。
面接で悪印象を与えない範囲で会社の情報を聞き出すことが重要となる。

いよいよ内定後。
会社を選ぶにあたって自分にとって何が大事なのかを思いだす。

ここからはいよいよ内定が出たあと、実際にどう会社を選んでいくか
自己分析の時にきっとやったであろう内容を思い出しつつ整理していく作業。
自分にとって大事なこと、ここは譲れないという指針を思い出しながらまとめていく。

処遇面談の機会があれば積極的に利用し、気が済むまで情報を聞き出す

自分の場合は内定通知後、処遇面談という機会が与えて頂ける企業がいくつかあった。
面接時は自分が判断される方なのでなかなか踏み込んで聞けないこともあったが、処遇面談は内定後なので気が済むまで質問をして自分の中の不安を解消し、決断に必要な要素を集めることになる。

ちなみに処遇面談は内定通知から内定の回答期限の間に設定される。内定のタイミングで就労の条件や配属先、年収などの待遇などが提示される。これらの情報も内定を受けるかの決断に必要な情報となる。

それでも不安なら一度行ってみる

リモート面接ばかりで一度も会社に行かずに内定が出てしまうということも近年では珍しくない。
処遇面談もリモートで、会社の雰囲気などをもっと知ってから決断したいということであれば、一度人事の人に掛け合って来訪したいと言ってみるとよい。向こうも人材を捕まえるいい機会なので喜んで受け入れてくれるだろう。(逆にここで断られるならマイナスとしてとらえても良いくらいだ)
実際に現場を見て、そこで働いている人と会うことで分かることは多い筈だ。

家族とも相談する

必要な情報が集まったら、それを一度家族とも相談してみるとよい。
待遇面、労働時間、やりがい、企業の将来性やネームバリュー
その他自分が大事にしている価値観を元に、どのような会社であるかを説明し、相談することをオススメする。

ただし、最後は自分が決める。
ここはぶれてはいけない。

待遇や名前に重点をおいて決めてはいけない、そこで働きたいかを考える

待遇や名前は企業を選ぶうえで明確な上下があるのでついそこで見がちだが、そこで働きたいかということを軸に考えるべきである。
そこで働く人がどういうマインドなのかを面接などで感じ、その人たちを働きたいかどうか、ということは決めていくうえで非常に有効なポイントになってくる。

後悔のない決断をするために、よくよく考える

これはどんなことにもいえることだが、よくよく考えて決断したことというのは、大抵後悔はしないものだ。
実際に入ってみて働いてみないと分からないことは多い。思っても見なかったことが働き始めてから分かることもある。でもよくよく考えて決めたことであれば、きっとその選択は正解で、不思議と後悔はしないものだ。

実際自分も回答の直前までめちゃくちゃ悩みに悩んだが、答えを一度出してからはその決断に一切の迷いはなくなった。
違う選択をしていたらなぁと一度たりとも思ったことはない。

よくかんがえてた結論はきっと正解

よくよく考え抜いて出した結論というのは、きっと後悔はなく、きっと正解なのだと思う。

転職活動をしようと思った決断、そして内定を受ける決断→会社を辞める決断

多くの決断はきっとよくよく考え抜いて決めた結論であれば、この先どうなっても後悔はないものなのだろう



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