ドテン君の一斉エントリーをいち早く察知するインジケーター（TradingViewのPineスクリプトとアラートを使用）

・本noteについて
TradingViewのチャートに本noteで紹介するスクリプトを追加することで
BTCFXで最近話題のドテン君による一斉売買が行われる前にアラートを鳴らし
ドテン君に巻き込まれず、大きな波に先乗り出来るようになります。

4/13 スクリプト更新：チャネルの中間線を表示するようにしました。

・ドテン君について
現在、600人以上がとある条件で集団ロング・集団ショートを一斉に発動するbot「ドテン君(AKAGAMI Ver.)」（以下ドテン君）が世界のBTC相場にトレンドを作りつつあります。

このドテン君は4/2に公開され、1日200人のペースで購入者が増えています。
2018/4/4 18:18頃に発動したドテンショートでは300人が一斉にショートし、一気に200ドル以上下落しました。

こんな時、ロングを持っていればこんがり焼けてしまいますが
事前に察知しショートを入れることが出来ればドテン君を利用して波に乗ることもできるでしょう。

そこで、今回はTradingViewを使ってドテン君の一斉売買発動を事前に検知するためのPineスクリプトを作成しました。
Webブラウザだけで利用なTradingViewを使ってパソコン上にアラート画面を表示し、アラート音を鳴らし、アラートメールを送信することができますのでbotを動かすのは難しいといった人でも簡単に扱えます。

・ドテン君のロジック
ドテン君のロジックは作者によって公開されており、TradingViewで表示することが可能です。

チャネルブレイクアウト戦略というストラテジーがそのままTradingViewにあり、時間と長さを合わせるとドテン君のエントリーポイントが見えてきます。

ストラテジーからはアラートを作成できないので、対応するインジケーター「Donchianチャネル」を使用しチャネル終了を条件にアラートを作成してもアラートが鳴ることは永遠にありません。
チャネルブレイクアウトが成立しドテン君の一斉売買発動が発動してもこのインジケーターはチャネル上限、下限がブレイク時に連動して付いてくるためです。

そのため、インジケーターをブレイク検知できるように手直しし、更に指定値幅チャネルを縮めることで、ブレイクしそうな段階で事前にアラートを鳴らすことが可能なインジケーターを作成しました。
アラートが鳴った時点で逆ポジションを解消することでリスクを回避し、事前にポジションを仕込むことでドテン君の一斉売買発動時に利益を伸ばすことが可能となります。
設定値によりますが、4/4の下落では数分～数十分前にはアラートを鳴らすことが出来ていました。

以下、作成したスクリプトとTradingViewへの追加の仕方、アラートの設定方法を紹介していきます。