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Duane Allman with Cowboy - Please Be With Me -

ロックを聴き始めたとき、オールマン・ブラザーズは既に伝説だったし、デュアン・オールマンはもちろん他界して、伝説以上の圧倒的な存在だった。当時はシンプルで短い歌が好きだったから、一曲20分くらいの曲が入っているフィルモアのライブとかは、長い間聴く気になれなかった。今は凄いなーーと思いますけどね。

人のセッションのバックで弾いているデュアン・オールマンがとても素敵だなと思ったのはいつ頃だったかな。レコードコレクターズなんかを読み漁っていた時期のはず。Ry Cooderのスライドギターが好きだったので、スライドを弾いてる他のアーティストをいろいろ聴いて。ジェシ・エドとか、ローウェル・ジョージとか。もちろんそこにデュアン・オールマンは燦然と屹立しているわけです。伝説以上の存在として。

マッスルショールズのセッションマンだということももちろん最初は知らなくて。いつだったかデュアン・オールマン・アンソロジーの1と2をTSUTAYAで借りて(その後すぐ買うことになるんだけど)入っているウィルソン・ピケットの「ヘイ・ジュード」とか、LULUとか、初期のボズ・スキャッグスとかいろいろ聴いてるうちに、そうか、リック・ホールの、あのマッスルショールズの音の要だったんだ、って。ちょうどTony Joe Whiteなんかも好きになったばかりで、いろいろ繋がってきて、音楽ってやっぱり楽しいなと思いましたね。

この曲もそのアンソロジーで聴いたのが最初。シンプルだけどいい歌ですよね。Scott Boyerの声も好みです。エリック・クラプトンも『461 Ocean Boulevard』で演ってて、こちらも本家より少しスローで、いい感じですよね。

 カウボーイのオリジナル

クラプトン


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