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John Sebastian - Face of Appalachia -

ジョン・セバスチャンのこの曲は『Tarzana Kid』に入ってて、ローウェル・ジョージとの共作。彼が美しいスライドギターを弾いてる。

このアルバムにはLittle Featの「Dixie Chicken」も入ってて、この頃ジョン・セバスチャンとローウェル・ジョージはとても仲が良かったのかな、とか思いながら聴いてた。

後の『Welcome Back』の方が売れたみたいで、そちらも素敵な素敵なアルバムなんだけど、このアルバムも全部の歌がいい。TOTOのメンバーがバックを固めている前者の演奏も素晴らしいんだけど、こちらのミュージシャンも素晴らしい。ライ・クーダーがマンドリンを弾いてたり、エイモス・ギャレットもいろいろな曲でギターを弾いてる。

ジョン・セバスチャンって、微笑んでいる表情のイメージしかない。なんか、暖かい。そもそもLovin Spoonfulってバンド名からして、なんか暖かすぎる絵に描いたような古き良き美しいアメリカですよね。

でも暖かいだけではない切なさと緊張感もあるんですよね。特にこの「フェイス・オブ・アパラチア」にはそれを感じる。間奏で入ってくるローウェル・ジョージのギターがシンプルなんだけどとても印象的で好き。(私の弾き語りでは、それ再現できないのもあって2番で終わってます)

そうそう、このアルバムについては以前から不思議に思っていることがあって。アナログレコードのジャケットの裏に歌詞が書いてあるんだけど、この曲の歌詞が、実際に歌われているものと少し違うんですよね。2番までしかないし。ネットで歌詞を検索しても、このジャケ裏の歌詞がそのまま書かれていることが多い。(私も2番で終えようと思っていたので、書かれている方の歌詞で歌っています) 

ちなみにヴァレリー・カーターのカヴァーも、とてもいいです。

オリジナル

ヴァレリー・カーターのカヴァー


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