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与一と羊の100歳体操
公民館で行われた99歳体操は終焉まじかだった。老人会の爺婆がテレビを観ながら体操をするなか、88歳の与一は、なぜ100歳体操ではないのかを真剣に考えていた。
となりのトメ子はそんな与一に恋をしている。
真剣に考える与一が大好きなトメ子は、自分が認知症であることを知らない。ちなみに、与一も認知症だ。
「ねぇ、よっちゃん。さっきからなにを考えているの」
「羊飼いはなぜ99匹の羊を残していったの
「退職、どけ」意味のない無意味
<以下、物語でもない詩でもない、意味の無いような文章です。イライラしたければどうぞ>
「お前、トレーニングサボってる」
「へ、僕、箸の使い方も知らないんで」
「俺はトレーニングをしてきたんだと、箸の使い方はわかるんだと、言っている」
眼鏡橋の半円は、トレーニングをサボってきた僕からみても、半円だった。端的に言えば楕円なのだけど、正確に見れば川面であり、円は憧れの的だ。
橋を渡る人の視力から