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舞台感想 チャーリーとチョコレート工場

ミュージカル、チャーリーとチョコレート工場を観てまいりました。

観劇前に、ディアモールのチョコレート屋さんに行きました。
ヴァレンタインも近いし、今日はチョコレートまみれの一日にしようかな~って思って……(観劇に結び付けてなにかしたいと思ってしまう性)

ディアモールの中にあるチョコレートショップ「Venchi(ヴェンキ)」
ジェラートのディスプレイがかわいくて、カラフルなチョコレートが表からも見えて前から気になっていたんですね。
ジェラートも食べてみたいなあ~って

ここの店員さんが接客上手で、色々説明してくれるものだから、思っている以上に購入しちゃいました。
しばらく、コーヒーのお供はここのチョコレートです。

ジェラートも頂きました。
一番小さなコーンにナッツをつけてもらって、ジェラート二種で1100円。
なかなかのお値段です~ でも味は極上! 
また別の種類を食べにこようっと……

チョコレートジェラートの余韻に浸りながら、劇場へ。

フェスティバルホールは久しぶりです。赤い階段を上るのってテンション上がりますね~

舞台には、チャーリーとチョコレート工場と映された紗幕が降ろされております。最近の舞台は、映像を上手く使っているので楽しいですね。

私が観た日のキャストは
ウィリー・ウォンカ:堂本光一
バケット夫人:観月ありさ 
グループ夫人:鈴木ほのか
ボーレガード氏:芋洗坂係長
ソルト氏:岸 祐二
ティービー夫人:彩吹真央 
ジョーじいちゃん:小堺一機
チャーリー・バケット:涌澤昊生
オーガスタス・グループ:後藤レイサ 
ベルーカ・ソルト:三宅りむ
バイオレット・ボーレガード:土井祐杏貴
マイク・ティービー:鈴木弥人

堂本光一さんを舞台で拝見するのは初めてです。
シルエットだけでもドキリとするような美しさで、ライトがあたると「おおっ」とため息がもれます。
絶対的な存在感!
衣装の着こなしや、姿勢、動き、まさにファンタジーの登場人物ウィリー・ウォンカがそこに、存在しているのです。

ミュージカル俳優という歌い方ではないように感じましたが、感情豊かな表現力で聞きごたえもありました。

観月ありささんは、見事なお母さんです。チャーリーのことを心配するお母さん。全身から丸みのある母性が感じられました。歌唱は若干不安定な部分も感じられたのですが、強い母性の表現力が勝っていて気になりません。

堂本光一さんや、観月ありささんって私のイメージではアイドルなのですが、舞台ではどっしりとした存在感のある大人のミュージカル俳優でおられたので、驚きました。
私も、年、取るはずだわ~

宝塚ファンとしては、ティービー夫人の彩吹真央さんに目がいきます。はじけたキャラクターで、もっと歌が聞きたいところ。宝塚のOGさんでは、花陽みくさんも、インパクトのあるアナウンサー役で出演されていました。
個性的なキャラで、とっても印象的でした。
花陽みくさんといえば、バリスタでもある多彩なOGさんです。
以前、トークサロンに参加させて頂いたことがあります。
その時の様子はこちら
キラッキラの元気をもらった時間|おとぼけ男爵 (note.com)

そして、当たり前なのですが、チャーリー役って結構出ずっぱりなんですよね。子役の涌澤昊生さんが舞台全体を引っ張っている感じがして、凄い。
この作品は、他にも子役の方が主要キャストなので、その演技やダンスのスキルの高さにびっくりしました。
皆、凄いねえ~ 皆、二周目の人生生きているの?っていうくらい出来上がっていて驚くばかりです。

そして、二幕を楽しくしてくれるのがウンパ・ルンパたち。
楽しい群舞はこの作品の大きな魅力だと思いました。

そして、なによりも素敵なのが、舞台装置!
まさにファンタジー、夢の世界。
工夫をこらされた舞台装置やカラフルな衣装を見ているだけでワクワクします。

我慢できない四人の子供たち
食べるのを我慢できないオーガスタス
欲しがるのを我慢できないベルーカ
一番でなくちゃ我慢できないバイオレット
反抗することを我慢できないマイク
そんな子供たちが、我慢できなかったために一人づつ脱落していくという少し残酷でシュールな設定も上手く表現されています。
そして、良い子であるチャーリーもあることが我慢できずに……

無から何かを生み出すイマジネーションの大切さを、説教臭くならずに語り掛けた、しっかりしたテーマのある作品で面白かったです。

カラフルな舞台装置と衣装、飛び出す絵本の中に飛び込んだような楽しい舞台でした。

やはり、ミュージカル観劇は楽しい!

宝塚OGさん出演 舞台感想まとめ|おとぼけ男爵 (note.com)


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