キラッキラの元気をもらった時間
昨日は、宝塚でキラッキラの元気を頂いてまいりました。
公演を観たのかって?
いえ、いえ、バウホールのチケットなんざ手に入りませんからね、公演をみたわけではございません。
参加したのは、花陽みくさんがゲストのトークサロンです。
元月組の花陽みらさんは、現在花陽みくとして女優活動をされていると同時に、バリスタとしてコーヒーのプロでもありオリジナルブランドのコーヒーも商品化されているという方です。
元タカラジェンヌって様々な方面でマルチに活躍する方が多いですね。
お話が上手で、宝塚愛とコーヒー愛に溢れていて、キラッキラの笑顔が素敵な花陽さんです。
宝塚を目指したきっかけや、音楽学校、宝塚時代のお話、1789ソレーヌ役の裏話、バリスタになるきっかけやカフェ巡りのお話などを色々と話して下さいました。
参加者には、花陽さん自らが入れて下さったコーヒーと会場となった菓子工房Hanaさんお手製のザッハトルテが振るまわれ、この上ない贅沢な時間を過ごしました。
舞台やコーヒーの勉強やお仕事など、花陽さんは忙しそうなのにも関わらず、すべてのことを「楽しんでいる」ってのが、素晴らしいです。
オーディションに行くのは辛いけれど、楽しんだオーディションには合格できるのだとおっしゃっていましたね。
それって、きっと全力を出し切ったってことだと思うんですよね。
緊張やプレッシャーを忘れる程集中して全力をだしきれば、すっごく楽しいのじゃないかな。で、そういう時って肩に力が入っていなくて、リラックスしてるんですよ、きっと。よく映画や少女漫画であるじゃないですか、集中して演じて気づけば大喝采っていうシーン。
花陽さんのお話を聞いていて、あれは決して創作ではなく現実にあることなんだろうなって感じました。
観客側の私だって夢中になって、集中して見た作品ほど、本当に楽しかったなあって思いますものね。
コーヒーもとても美味しかったですね。
チョコレートやフルーツケーキに合うようにブレンドされたあっさりめのオリジナルブレンドと朝に飲むとシャキッと目が覚める感じのモーニングブレンドのどちらも美味しかったです。
3パック入りを二袋買ったのだけど、もう一袋飲んじゃった。
なくならないうちに写真を……
おみやげのクッキーはこちら。
可愛くて食べられないよ~ 食べるけど。
「努力」と言う言葉を、
「楽しい」に置き換えてしまって、ぐいぐい前に進んでおられる花陽さん。
私の歳になると冗談抜きでもう終活だわって、色々なものを片づけ始めて「棺桶」に入る時に着る白い衣装のことを考えたりしているんですよね。
還暦の時、遺影をこれにしてやろうか……などと思っていた私ですから……
60才のステージスタジオ|おとぼけ男爵 (note.com)
だけど、こんなにパワフルで元気あふれるお話を聞いていると、
いやいや、このまま白い衣装で棺桶に入っている場合ではないぞ、
もう一度人生に色を付けるべく何かしてみようか?
なんて気持ちになれて、元気がでます。
いやはや刺激的で楽しい二時間でした。
花陽さんが、大阪で舞台をされることがあれば、観に行かなくっちゃ。
花のように鮮やかで、太陽のように眩しい笑顔の魅力に、おばちゃんはまいっちゃいましたよ。
元ジェンヌさんのお話を聞いていると、同期の絆、上級生、下級生との信頼関係、先生への尊敬などがすごく深く、濃く感じられます。
私は、そんな関係性で結ばれている「宝塚歌劇」という世界観が本当に好きだなあって感じます。
この記事でも書いたのですけれど、
私が宝塚を愛する理由を思い知った宙組千秋楽|おとぼけ男爵 (note.com)
厳しさの中で生きている人々の向上心って素晴らしいんですよね。
そして同じ価値観を持つ、上級生、同期、下級生の繋がりの強固さもすばらしいんですよね。
私なんかはとてもじゃないけれどマネできないけれど、そんな人がこの世に存在して努力している姿をみているだけでも力がもらえます。
そうして感じたことをこうして記事にしてみることも楽しいです。
やっぱ、「宝塚」は私の日常を豊かにしてくれるなあって、感謝の気持ちでいっぱいになります。
とても楽しい一日でした。
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