街の記憶 下北沢
キュンキュンくる街として吉祥寺のことをつい先だって書いたばかり。
このnoteを下書きしている間に、田町に呼ばれたという不思議なことも書きました。
街の記憶って本当に面白いなーって思ったので、
今日は下北沢のこと。
先日久々に下北沢に行きました。
吉祥寺の帰りは通過しただけなので、降りたのは数ヶ月ぶり。
時々情報交換をする女性経営者の友人とは、お互いの家の中間地点なので下北沢で飲むことが多いし、大学生時代に同級生の女の子と買い物からお茶を飲んでたのも下北沢が多かったし、今でも大好きなラーメン屋さんと、パン屋さんがあって、尊敬する女性が住んでいたりもする街なので、タイミングが合えばちょこちょこ行っています。
でも自分の居場所って感じが薄い街でもあります。なんとなくお客様的な感じなのかもしれません。
思い出はたくさんあるんですよ。いろんなお店にもたくさん行きました。
他にもいろいろ。そりゃ。
そんななかで、大好きだったのは家具職人でもあるピエールのやっていたオープンエア(たんなる外)の飲み屋さん。もう名前も覚えていないや。
冬にちゃんと(屋内の)お店で飲んだあとにも必ずピエールの顔がみたくなって、冬だと周りを透明な厚手のビニールみたいので覆ってはあるし簡易的な屋根みたいなものもあるけどやっぱり寒い。なので酔いも冷めるんだけど、寒い中ホットラムを飲みながらボサノヴァとかのライブを聴いて飲んで話して帰るのが最高だったんです。
あの空間での出会いが仕事になったり、渋谷の文化村の目の前で写真展をさせてもらったりという面白くて刺激的な空間だった。あの場所がなかったら結婚していないかもしれないなーとも思うくらい。
書いているうちに気づいたのは、ピエールのお店があったときは、ホームだったけど、そのお店がなくなったことでホームの感覚が喪失されちゃったのかもしれないということ。
そう考えると街の記憶は店の記憶で人の記憶、空気感の記憶なのかもしれないな。
次はどの街のことを書くことになるのか。だんだん楽しみになってきました。
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