源氏物語「横笛巻」を読む

 本来は昨夜記事を書くつもりでいたが、それは叶わず。今日こそ予定通りに物事が進むよう努力したいもの。今週末から楽しい予定がいくつか入っているので、それを楽しみに頑張ろう。さて、今回は「横笛巻」である。その巻名の通り、「横笛」がカギとなろう。柏木が亡くなり横笛は夕霧に渡される。



御贈物に笛を添へて奉りたまふ。「これになむ、まことに古きことも伝はるべく聞きおきはべりしを、かかる蓬生に埋もるるもあはれに見たまふるを、御先駆に競はん声なむ、よそながらもいぶかしうはべる」と聞こげたまへ…



 断りながらも預かった夕霧は、このままで終わることない。実はこの後、夕霧の夢に柏木が登場し、その笛を求める。これまで、対比されながら描かれた夕霧と柏木であったが、いつまでもこの関係が続いていることを実感させられる。しかし、対比といっても対立ではないことには注意しておきたい。この後、薫と匂宮の対比のように、二人の対比の形は受け継がれるといえよう。


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 やはり、23時から24時あたりに寝て、5時に起きるという生活が一番合っているように思える。睡眠時間は変わらずとも時間が変わるだけで疲れがたまっているような。



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