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無くし物と冬


 物を無くすのが偶然、冬なのか。

 冬が物を無くさせているのか。

 兎にも角にも、私は冬の季節、よく物を無くします。
これは毎年です。11月頃から物を無くすことが増え、春先3月まで続きます。

 意識し過ぎじゃないか、とも思いますが、本当によく無くすのです。夏はそれ程ではありません。

 ただ、では無くなってしまうのかと問われるとそんなことはなく、大抵の場合はどこかにあります。お店に忘れたり、道に落としていたり、お家にあったり。


 

冬になぜ私は物を無くすのか。


これは永遠のテーマかもしれません。

 私は確かに冬が嫌いです。寒がりですし、夏生まれですし。冬になると寒くて身体が縮こまるから、身体も痛い。冬が嫌いという固定概念からか少しストレスさえある。
「寒さはうっとうしい」とすら思うのです。

 しかし、インターネットで調べても、冬の無くし物に関する記事はありません。マフラーや手袋などの防寒具についての記事はありますが、私がいつも無くすのは定期券やイヤホン、帽子、小銭入れ、時計、モバイルバッテリー等です。冬との関連は今のところ見受けられません。
 大学も卒業間際、4回生の11月。学生証を無くしました。学生証の返還義務があると聞き、3000円を払って新しく学生証を作ったことも昨日のことのようです。訪れた店に電話をし、電車の中に落としていなかったか落とし物の案内に聞く。学生証は顔写真や生年月日等詳細に書かれていましたので、念のため警察に届ける。警察のHPでは落とし物が更新されるサイトがあります。それを念入りにチェックすることももう慣れたものです。結局半年以上すぎた後、実家で見つかりました。
 動物園で楽しく遊んだ日はイヤホンを無くし、お笑いを見て楽しんだ日は定期券を無くす。


 他の季節では無くさない(程々には無くしている)物を、なぜ冬に無くしているのか。

 そういえば、冬には大阪からの帰りの飛行機に乗り遅れたり、新幹線のチケットを無くしたりすることもありました。

 もう、冬がそうさせているとしか考えようにありません。






 ......…もともとの注意不足が原因なのか??





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