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源氏物語「薄雲巻」を読む

 とりあえず、今日の「書く」目標は終えることができそうだ。あとは「読む」目標。今日は、「野分巻」までは読み終えたいところ。今日一日、することもないし、詳しく読んでいるというよりは流し読みで内容の確認といったところなので、十分達成できうる目標だろう。あとは睡魔との闘いである。今回は「薄雲巻」である。ここでは、春秋優劣論について触れたい。現代でも、春と秋はどちらも過ごしやすい天候であることから比較されやすい。『「春」と「秋」どちらが好き?』という質問は耳にするものである。それと同じことがこの時代にも行われたということは本当に面白いものである。近年は、夏と冬が長くなっているように思う。が、そのことはおいておいて、原文を紹介しよう。



(源氏)「はかばかしき方の望みはさるものにて、年の内ゆきかはる時々の花紅葉、空のけしきにつけても、心のゆくこともしはべりにしがな。春の花の林、秋の野の盛りを、とりどりに人あらそひはべりける、そのころのげにと心寄るばかりあらはなる定めこそはべらざなれ。…



 人々は、季節について言い争うことがあったらしい。「春秋優劣論」といい、『源氏物語』の中でも何度か登場する。当時の人々と同じ感覚である、共感できるという点で大変興味深かった。ちなみに私は、「春」のほうが好きかもしれない。しかし、栗や芋の料理やお菓子が好きだから「秋」も捨てられない。やはり、四季があってこその言い争いで、幸せだなと。


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よし。これからは記事を書くことをためないでおこう。きちんと計画的に進めていこう。決心はするが、きっと実行はしないのだろう。

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