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残りの人生は、人のために生きる

いつだったか 私は言った
「残りの人生は、人のために生きたいんだ」

私が自分の幸せを願うたびに
誰かが不幸になる

そんな人生を送ってきた

私が目標を立てるたびに
誰かに負担をかけてしまう

そんな人生だった

若くして出産して母になって
そして 離婚を決断したとき

彼からおくられた呪縛のような言葉から
彼からおくられるあの恐ろしい視線から

全てから逃れて わたしと そして愛する息子が幸せになるための選択をする代わりに

自分の幸せを考えて選択するのは
我が人生において
これを最後にしようと決めた

我が子のために生きて
我が母、我が父のために生きて

我が子のためにお金と時間を使い
我が母、我が父のためにお金と時間を使う

それが、自分が周囲のためにできる
最後のことだとおもったんだ

自分はきっと幸せになろうとしてはいけない人間だから

でも結局

我が子が笑えば私は幸せで
両親が元気でいてくれれば私は笑っていられる

ほら

いつまでたっても、私は周りに幸せをもらってばっかりだ

いつになったら

わたしは

誰かを幸せにできるのだろうか

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