OTが考えるボードゲーム分析 「ATEKKO」

こんにちは。なんだか久しぶりに投稿になってしましました。

第一回に【挨拶】【はじめに】を書いています。初めての人はそちらも読んでくださいね。youtubeチャンネルでは、親子遊び、ボードゲームをテーマに動画を作っています。動画作る技術はからっきしですが、発達に沿った愛用は提供できてるかと思っています。

久しぶりになってしまった…しかし!ですね。

その間、OT(作業療法士)仲間を集めてボードゲームを行い、あれやこれやと発達と括り付けて考える、ということを続けています。

もともと離れた場所に仲間もいるため、オンラインで行っているのですが、その様子はyoutubeで、そして分析はこちらで行いたいと思っています。

ということでやっていきましょう!

①行ったボードゲーム 

「ATEKKO」

②どんなゲーム?

「YES」「NO」で答えられる質問を重ねて、

自分のお題が何かを当てるゲーム

(例:「大きい?⇒YES」「重い?⇒YES」「黄色?⇒NO」

…A:『ゾウ!!』と当てる)

③レッツ工程分析

1:回答者決める、他の人はヒント出す係
2:テーマ決める(お菓子、干支、パン、どんぶり)
3:答えを考えて決める(ex.カステラ)
4:他のヒント係に見せる
5:答え覚える
6:回答者が質問をする
7:ヒント係が、YES,NO,分からないで考える、答える
8:メモを取る
(6-9を繰り返す)
9:絞れる質問を考える、質問する(カテゴリ分け・関連付け)
10:答えが分かったら、回答する(チャンスは1回)
11:正答・早めの回答のリスクの取り具合(ちょうど良い)
12:解答を確認する
13:喜ぶ・悔しがる
14:より良いヒント探す(感想戦)

④この中で特徴的な要素は?

・色んな角度からカテゴリ分け・関連付け
・そのものを知っているかどうか
・YES/NO/不明 で解答する、お互いのイメージする物が違う

⑤OTだったらこう使う

A:こんなことが狙える

・一つの物を色んな角度から見る→じっくり考える
・知識
・覚えておく
・視野狭い

頭の中で色々なカテゴリを思い起こす。集中もしなければならないし、同時に色々な物を想起し、考えないといけない。つまり、世の中のものを色々な角度から、カテゴリを考えることになる(例えば「リンゴ」⇒固い、赤い、果物、甘い、瑞々しい、食べ物、など)。

また、物によっては「どっちの場合もある」時がある。リンゴも赤い物もあれば青リンゴもあるし…。いろんな場合があったり、お互いにおなじ「リンゴ」をイメージしているか分からない、ということもあり得る。そんな違いに気付いたり。

みんなですれば、知識が増えたり。

そんなことが遊びながらも含まれている、ということに気付きました。


B:こんなアレンジ行う

1:メモを取っておく
2:むしろ教える
3:漢字ver(4つの条件)

1:頭の中だけでこれだけのことを考える、覚えておくのは大変!答えをメモして、確認できるようにするとマイルドに

2:勝負onlyではなく、むしろ「答えてほしい!」と思ってくる。最後に答えを導き出して「やったぁ」となる所を大切に、必要に応じて助け合う(点数にはならないかもしれないけど、この過程が大事)

3:例えば…

これは何の動物?
1:4文字以下? →YES
2:黄色? →NO
3:動物園にいる? →YES
4:肉を食べる? →NO
5:100kg以上 →YES

という5つの条件にあう動物をまっさきに当てると勝ち!…ってのはどうですかね。どうですかね世のボードゲーム製作者様たち。

ちたみに、この後「これ漢字でやればいいんじゃね?」となったので今度やることになりました。これも記事にしたいですね。

ということでまた次回!!

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