空想企業

昨日ジョギングをしながら「こんな会社やサービスがあったら利用するのに。」と思い、「どうせなら”こんな会社を起業しました。”みたいな感じで書いたら面白いかも。」とも考えました。
そしたら中々に空想が膨らんだので実際に書いてみます。
お時間よろしければ僕の他愛もない空想にお付き合い下さいm(__)m

社名：株式会社大樹
社名の由来：
「大樹の枝や根が無数に分かれている様に、お客様によって可能性はそれと同じくらいある。」という考えから。
企業理念：私たちはお客様の長所、強みの発見を全力でサポートし、成功体験を供給します。
事業内容：完全体験型就職サービス。
サービスのキャッチフレーズ：大人のキッザニア。

ターゲット：・低所得者層の転職希望者。（お金が無いと中々色々な事にチャレンジする機会に恵まれない事が多いので、そういう人たちにこそ適職を考える機会を与えたい。）
・発達障害者、特にASD（ASDはこだわりが強く一つの好きな事をずっとやって来た人が多い。しかし好きな事が社会的価値を生まない場合に、仕事をする時に何が向いているのか解らず悩む人が多い。また向かない仕事によって自己肯定感が下がってしまった人が多く、そういう人たちに仕事が楽しいと思って欲しい。）
・就職に迷い、何がやりたいか出来るかが解らない学生。

起業して数年は３つもターゲットを作ると半端になって失敗しやすいので、最初は一つに絞ってやったほうがいいのかなとも思ったり。

利用料金：所得に応じて相談。
飽くまで空想なので、「そんなんで経営して行けるの？」とか「経営舐めんな！」というツッコミは無しで(笑)。
考えが緩い所は多々ありますが、自分が書きたいから書いてます。
”低所得の定型発達の方も利用できる就労移行支援事業所”というのもいいかもしれないですね。
そうなると、障害者手帳を持ってる人は別の所から支援が降りるらしいので無料に出来るな。
無料には出来ないかもしれないけど、既に他の事業所で利用期間の1年半を超えてしまった人も利用できるようにしたい。

サービス内容：弊社のサービスの特長は体験できる職種の豊富さと、お客様に合わなかった場合に体験できる職業を変えられるスピードにあります。
弊社における就職活動では出来る限り多くの職業をガンガン体験して下さい。嫌な気がしない職業ならばとりあえずやってみましょう。
「向いていない。」と思ったら、お客様なりに体験した事へのフィードバックをして下さい。
「何処が合わなかったか。」、「これは出来ていた。」を考えたらすぐさま次の職業に挑戦しましょう。
ちなみに弊社は”体験重視”です。適性検査の類は一切行っておりません。
数多くの職業に挑戦したら、次は”出来ていた事”に目を向けて下さい。
それがお客様の長所、強みであり、社会的価値かもしれません。
次にお客様が出来る事を出来そうな職業を体験して下さい。
そこでお客様が仕事にやりがいや楽しさを感じられ、企業の方とマッチすれば、それがお客様の適職です。
なお、そこで採用に至らなくても落ち込まず、体験に対するフィードバックをして次の企業へ挑戦しましょう。
決してお客様自身にも、企業の方どちらにも非があったとは考えない様にして下さい。
互いにマッチしている事が、結果的に双方にとっての最善なのです。
採用されなかったらそれはそれで数多くの職業を体験出来ますし、更に自己理解が深まり、最終的により良い企業に勤めれるでしょう。
不採用は伸びしろがあるという事です。
また、5社以上仕事を体験されたお客様にはスタッフにご相談頂けます。
担当スタッフと共に強み、長所を考えましょう！
弊社のサービス”超多動型就職活動”を是非ご利用下さい。

社長のエピソード：これは私が学生の頃就職活動をしていた時の話です。
当時私はリーマンショックの煽りを受け、仕事を選ぶ余裕も無く、本当に自分に向いている仕事を見つける事が出来ませんでした。
結局私は仕事で精神を病み、希死念慮さえ感じており、仕事への恐怖を感じていました。
それに私は就職活動中に何十社と会社の説明会を聞き、エントリーをしている中で、こんな事を思っていました。

「世の中には実際に入社希望者の働く姿を見て判断するのが難しいからという理由で、書類選考をして面接をしている企業が大半だ。けれど、果たして本当にそれが最善の形なのだろうか？いくら出来る限り情報を集めても、真正直に本当の事を書いている企業など殆ど無い。”その会社で自分が働いている所を想像できる企業にエントリーすればよい。”とアドバイスをもらった事もあるが、実際に体験せずにそれは無理ではないだろうか。」
「希望者が企業を厳選して書類や面接の出来に心血を注いで内定を貰っても想像とかけ離れていた事だってあるだろう。企業からしてもそうで、面接で、”会社に必要な人材だ”と思い希望者を採用しても、話が盛られていたりして期待外れだったという事もある。」
「確かに短期的に考えれば書類審査、面接は効率的だが、長期的に考えると実際の働きぶりを見たほうが、企業と就活生にとって結果的に利益になるのでは無かろうか。」

上記の思いに加え、当時私は発達障害の自覚がはっきりとは無かったものの就職活動におけるコミュニケーションが苦手であったり、SPIでは総合的にバランスよく優れている人が通る為、能力にバラつきのある私には絶対的に不利でした。
それにASDには嘘がつけない人が多いです。
私は話を盛る事も苦手で、まだ始めてもいない仕事を実際に出来るかどうかも解らずに、はっきり「出来ます！」とは言えません。
しかしそうであるならば、「実際に職業体験をして、”自分はこの仕事なら出来る！”と強く確信を持ち、企業の方にも”マッチしている。”と感じて頂けたらやりがいを持って働けるのではないか。」と私は考えたのです。
そんな私の経験と思いから弊社のサービスをご用意致しました。
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あとがき
、、、と、こんな空想をしましたとさ。
この他にももう１つあればいいのになと思ったものがあって、それは「メンタルコントロール特化のジム」です。
美とか身体の健康を謳っているジムはありますが、精神の健康、発達を全面的に推したジムって無いな～と思いまして。
適度な運動は脳からセロトニンが出て精神安定に役立ちますし、ヨガもリラックス効果があるとか。筋トレをして体を引き締める事により自己肯定感が上がるそうですし、集中力を高める瞑想も出来るジムがあればいいなと思いました。
スポーツ心理学者や心理学者、精神科医のアドバイスの元組まれた運動プログラムがあればやってみたいし、メンタルトレーナーもいて相談しながら運動が出来たら、落ち込みにくい精神や落ち込んでもすぐリカバリー出来る精神を作れそうですよね。
欲を言えば、精神障害者手帳の割引があればいいな～。
自分が経営するんだったら、精神障害やHSPの特性を持った方も通いやすい環境にしたいです。

近況
就職サービスの話ですが、実は僕の空想の通りとまでは行かないまでも、実際に色々体験させてもらえそうな就労移行を見つけて、前から気になってました。
ただ、都内や神奈川のほうにしか無いので、青森住みの僕は通えないと断念していたんですけれども。
しかし、「生活を切り詰めないといけないけど、向こうに何とか移住出来るかも。」と思えるくらい状況が少しずつ好転しています。
最近は就労移行に通った時に少しでも収入がある様に、まず障害年金の申請が通るよう準備をしています。
障害年金を申請するくらいですから、まだ今は働ける精神状態には無いのですが、無理のない範囲で少しずつ行動しています。
それに今でこそ青森では雪が溶けて冬季うつからは脱却しましたが、また冬が来ると殆ど動けなくなるので、仮にこっちで働き始めても冬になれば辞めざるを得ないので環境を変えるしかないんですよね(-_-;)
雪のせいで外出は愚かお風呂も中々入れなくなるし、当時の体の重さを思うともう二度とあんな思いはしたくありません。鬱は本当に辛いんです。
出来れば冬が来る前に移住したいな。
進捗から判断すると、障害年金が通るまでかなりの日数がかかるので難しいですが。
僕はASDの特性で、環境の変化や新しい事に挑戦する事に強い不安や恐怖を感じます。
ただ、最近中田敦彦さん、DaiGoさん、マコなりさん、サラためさんの動画を見て心理学や哲学に基づくアドバイスを聞きながら知ったのですが、自己肯定感を上げる為には行動をして成功体験を得る事が大事なんだそうです。
元の性格は遺伝の影響が大きいので完全に自分を変えれませんが、行動が人の思考をある程度変えれる様です。
リフレーミングをして自分の短所への考え方を変える方法もありますが、僕は頑固なのでどうしても言葉を変えても納得出来ません。
だから沢山挑戦して失敗から学びながら、成功体験を得るしかありません。破滅して取り返しのつかないように注意する必要はありますが。
僕が就労移行に通い始めたら、失敗した事への後悔から回復するには時間がかかり、反省でなく後悔をして、辛い思いを沢山すると思います。
ですが、行動せずに一生このまま精神の低空飛行を続けるか、行動して人生を変えるのか、どちらがいいかと言えば後者です。
ぶっちゃけ「空想企業」は自分を鼓舞する為に書きました。
陰ながら応援して頂ければ幸いです。

今回の曲。

385-行動

埋め込みにしようと思いましたが、出来ないと表示が出たので、仕方なくリンクにしました。
歌詞が全く聞き取れないと思いますが、沖縄の方言も混じってるし、ググって歌詞を見てもあまり意味が解らないと思いますｗ
サビの歌詞だけ引用。

行動　さぁ壊していけ
行動　圧倒的に
行動　さぁ壊していけ
行動　葛藤と歩め

曲調のようにアグレッシブに行動して行きたいと思います。