やる気のない学生には【実は】と言う
僕は実習をどう思っているのかというと、
実は、国家試験の一部、と考えています。
実際の国家試験では実技試験はありませんよね。
つまり、出来ているという前提で受ける試験です。
そうすると、
自然と国家試験の持っている意味に気付けるはずです。
また、
今まで体験し得なかった事を、
短期間で一気に身体に沁みこませる機会。
そんなことを思っています。
実習で身をもって得た経験というものは、
あなた自身にしか得られなかったものです。
たとえ同時に同じ事を体験したとしても、
受け取り手が違うのですから、
得られた経験というものは
自ずと違うものになります。
だから、
あなた自身にしか得られなかったという所以です。
実習という時間、もっと大切に考えてくださいね。
きっと、
あなたが考えている以上に
価値のある時間なんですよ。
【実は……】から始めた話を
最後まで聞いてもらえたかな?
このように、
実は……で話し、
学生さんの常識や価値観を変換する事で、
やる気を引き出す事ができます。
お試しあれ♪
作業療法塾 主宰 齋藤 信
臨床共育メンター(R)
「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!