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脳内旅行、カナダ、ハリファックス編

過去に自分の書いた記事を振り返ることがあったのですが、旅行中に書いたものが面白かったので、読みやすくする為に手を入れた上で記事にします。一緒に旅に出た気分を味わうことができたら嬉しく思います。
さぁ、カナダの東海岸まで時空を超えてワープします。

現在、カナダのハリファクスのホステルのパブリックスペースでこの記事を書いています。ワーホリで訪れたバンクーバーを一ヶ月ほど離れ、カナダの東部を旅行者として回っております。行き先や日程、予算はざっくりとした気のみ気のままの旅です。

ここハリファックスは、2つめの街です。現在、この旅の中で一番自分として大きく感じている事の一つが、人との繋がりです。安く長く回りたいのでユースホステルを使っているんですがそこが、情報の交換の場になってます。

この旅に出る前はユースホステルに対するイメージはあまり良い物ではありませんでした。プライベートは無いだろうし、大した貴重品ではないものの、パスポートやカードのの管理が個室じゃないのでより神経を使う必要があります。実際、旅に出てからは、ここでの滞在に大きな意味を感じています。

この旅の最初の滞在地セントジョンズ、そしてハリファックス。計5泊ですが、今のところなかなか快適ですよ。プライベートという面はほぼ無いんですが、安全面はロッカーもあるし、あらかじめ用意してあった自転車用のユーキーと南京錠が大活躍してくれています。

ところでこの旅の中で今のところ日本人には会っていません。バンクーバーにあれはどいた中国人、韓国人も数えるほどです。

そうなると全てが英語でのコミュニケーションです。ホステルのパブリックスペースも、多国籍です。カナダ、スイス、ドイツ、アイルランド、スエーデン、香港、台湾、ポーランド、オーストリア、ブラジル…カナダ人の英語は早くて聞くのが困難。流暢すぎる会話は、英語の能力が子どもの僕には理解しにくいのです。

ただ、ヨーロピアンの英語は聞き取りやすいし、コミュニケーションをとりやすい。彼らは僕らと同じく第二言語として英語を話しているからです。ヨーロビアンにとって、英語の能力は必須なんですって。ルームメイトのオーストリアンの話によると

『俺の街は車で20分行けばイタリア、逆方向だとスロヴェニア。英語を使えないとコミュニケーションがとれない』

その言葉にハッとなりました。日本にずっといる限りは英語はほぼ必要ありません。27年間(当時)のうち、英語を学んでよかったと思えた事は英語を学び始めた社会人になってからです。

なんせ島国ですもんね。

ただ、一歩外に出た時に『英語』というツールがいかに有益かをオーストリアンとのやり取りで感じることが出来ました。

『この英語の世界の流れを無視することは大きなハンデになる』とさえ感じました。

後は、こっちで出会った人の多くは歴史や政治に興味が深いと思います。自国、他国問わず。

皮肉ではないですが、試験の為の暗記型の勉強じゃなく本当に興味をもったことを自分から動いて学んだのが伝わってくるのです。それが人間としての深みや味わいを生んでいるように感じました。

後、初めてこっちで車を運転し、初めてパーキングチケットを貰いました(苦笑)周りの『気の毒なやつだ』という同情の空気はカナダにもありました(笑)

こんな感じで、明日はプリンスエドワード島にいる予定です。

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