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こたま食堂さんについて

子どもが出来るまでは想像するしかなかった子育てですが、実際に体験すると思ってた以上に時間が掛かります。責任はもちろんあるものの可愛さの方が圧倒的に大きいのでしんどさは少なく感じます。

妻との協力プレーはもちろん、保育所、職場やそれぞれの実家にも助けてもらいながら慌ただしく毎日を送っています。

そんな中、たまたま、妻との時間が合って、さらに子供が保育所に機嫌よく行ってくれたので2人でランチを楽しむことができました。

和歌山市内にあるこたま食堂さんです。

こちら紀勢本線の線路沿いにあった三角の土地の特徴を生かした、ゆっくりとした空間を演出してくれているレストランです。料理も和歌山産にこだわりを持って、とても美味しく頂くことが出来ます。自信を持ってお勧めすることが出来る場所です。

この5月に3周年を迎えられたこたま食堂さんですが、店長さんが僕の地元の親友のお母様が勤められています。さらに言えばオーナーさんが、その親友です。Webサイトのデザインを手掛けられる会社の社長さんであります。

なんで、Webのデザイン会社がレストラン経営と思われるかもしれませんが、まず僕から見た彼の事を勝手に紐解いて行きます。

物心ついた時から一緒にいて、中学を卒業してからそれぞれの道に進んでも、何かがあると集まるという仲です。

僕らの育った和歌山県海南市の一角に、かつてグリル玉ちゃんという洋食レストランがありました。店主が彼のお父さんであり、夫婦でお店を切り盛りされていました。僕も小さい時によくお店に遊びに行かせてもらいました。当時、あまり口にすることが無かったようなほんとに美味しいハンバーグなどをいただいた事を今でも覚えています。

高校卒業時に彼が選んだ道が、北海道で馬のお世話をする仕事でした。南国和歌山でいた僕は北海道という遠いところに夢を追いかけて旅立とうとする親友の事を、当時はよく理解も出来てなかったと思います。後から聞いた話では、自分で北海道でそういう仕事をされている人に手紙を書いて、チャンスを掴んだと聞きました。18歳に満たない人間が他人と違う事を出来る、そのパワーが素晴らしいです。

4年経って、和歌山に帰って来た彼が、大学生活を謳歌していた僕には、世の中に揉まれている年上に思える事もありました。

それから数年して、また彼が動いたのです。

続く。

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