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35歳までに会社員を辞めたい

28歳になった

 つい最近、私は28歳になった。その時に自分で立てた目標がある。それは、「35歳までに会社員として働くのをやめる」ということだ。何故か。端的に言えば、40歳、50歳になって会社員として働く自分が想像できなかったからだ。

 エンジニアの仕事は大好きというわけではないが、性には合っていると自分で思う。PCで長時間作業するのはあまり苦ではないし、あまりルーティン的な業務が多くなく、新しい知識が求められるような仕事は飽き性な自分にとって都合がいい。また、学生時代はあまり勉強が好きなタイプというわけではなかったが、勉強しながらできる職業が自分には合っているということにも気づかせてくれたので、やはりエンジニアの仕事は楽しい。

エンジニアの仕事は楽しいが

 しかし、それと定年とかまで、今とは別の会社かもしれないが、ずっと仕事を続けられるかどうかはまた別の話だと思う。エンジニアの仕事は、比較的学ぶことが多く、あまり飽きがこないと今は思っているが、10年後、20年後もそう思っていられるかはわからない。ITの世界は常に進化し続けており、10年後も20年後も学び続けていくことは変わらないと思うが、自分がその熱をいつまで維持できるかがわからない。

 それでは管理職を目指せば?という話になると思うが、自分の性格的にそれも難しいかなと思ってしまう。結構短期で感情的になりやすい部分があったり、他人にあまり興味がなかったり。そんな人間が管理職をやるというのは、正直あまり良くないことだと思っているので、自分はやはり技術を高めるプロフェッショナル志向でキャリアを積んでいきたいと思う。

 それではエンジニアでなくて、他の業種はどうか?自分はコミュニケーション力に難があるので、まず営業とか接客というような積極的に人と関わるような仕事はあまり向いてない、というか精神的に負荷が高いので避けてしまう。また、一度エンジニアという仕事を経験してしまうと、あくまで私の主観だが比較的対人ストレスが少ない業務に慣れてしまい、他の仕事の対人ストレスがより大きなものになると思うからだ(もちろん、エンジニアの仕事も人と関わりながら行うので、全く対人ストレスがないわけではない)。

 また話を戻すと何故35歳かというと、少子高齢化で労働人口が逆ピラミッドのようになっている昨今、30代前半までは若手とは言えなくてもいろいろなことにトライアンドエラーができて、尚且つ、ほどよく先輩や後輩、上司、部下の関係が構築されていると思うからだ。40代、50代になってくるにつれて部下や後輩、またはより職位が上の上司など職場で関わる人が増えていく。また、うまくは言えないのだが、これも私の主観だが30代までで求められるコミュニケーション能力と30代以降求められるコミュニケーション能力は異なってくると思ってくる。自分がそのような変化に対応できるかと考えると、難しい。なので、35歳を区切りとして会社員を辞めたいと思っている。

35歳以降の人生、どうするか?

 では、35歳以降の人生をどうするか?ここから先は半分絵空事として読んで欲しい。スタートアップでエンジニアとして入社後に、ストックオプションで数千万円の利益を得て、不動産投資の売却益で数百万円の利益を得た後に、小説家かドラマなどの脚本家になる。または、ホールに出ないタイプのオーナーとしてオイスターバー を開業する。
 この2つの共通点は人と関わる機会が比較的多くないこと(飲食店オーナーは違うかも?)、そして基本的に自己責任で自由に物事を決められることだ。35歳からはある意味第二の人生として、そのような絵空事的プランを実行してみたい。

 可能性は低いが、今はそのためにスタートアップでエンジニアとして第一線として働けるようにまずは転職を頑張ろう。そして、将来飛躍的に伸びそうな企業を見つける嗅覚を身につけよう。後は、もっと料理をいろいろ作ってみよう。

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