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【自分流】プレゼンで緊張しない方法

 あがり症の私にとって、人前でのプレゼンは今でも気が重い仕事だ。プレゼンがある日は結構本気で仮病使って休もうかと今でも頭に過ぎる。
 
 だが、そんな私でもプレゼンで緊張しない方法を持っている。それは、真面目なプレゼンの中にふざけたスライドを挟むことだ。例えば、20枚ぐらいのスライドを使用したパワポの場合だと、後半の14・15枚ほどでふざけた(砕けた)スライドを2・3枚ほど挟むのだ。最近の私の場合だと、外部の会社とのやりとりをいらすとやの素材を使いながら、どのようなやりとりがあったかをかなり簡素に吹き出しで描き、絵のチョイスも少しふざけたものにした。
 
 なぜ、私がそんなことをするのか。理由は真面目にガチガチに固められたような仰々しいプレゼンをしようと思うと、自分でも引くぐらい上がってしまうからだ。徹頭徹尾真面目なものを作ってそのパワポを使ってプレゼンをしようとすると、自分で「失敗してはいけない」という過度なプレッシャーを感じてしまう。だが、ふざけたスライドを間に挟むことで、自分で「ガチガチに仰々しくしなくて良い」というふうに思えるので、その分プレッシャーが減る。また、後半に持っていくことで前半の真面目な感じからのギャップで聞いている側もリラックスして、より集中して聞きやすいものになっている、ように私は手前味噌ながら思う。実際、ビデオ会議のチャットをみる限り、真面目なスライドとふざけた箇所のスライドのリアクションはあまり変わらず、むしろふざけたスライドの方がリアクションが良い気もする。

 以上が私がプレゼンの資料であえてふざけたスライドを作る理由だ。自分自身のメンタルのため、というのが一番の目的だが、不思議と私のプレゼンは自分で言うのもなんだが、割と評判がいい。自分で考えてみたのだが、ふざけたスライドを間に挟むことで、プレゼンに緩急が生まれ、最後の方の真面目な締め、自分が一番伝えたいことがより強調される、という効果もあるのではないかと思う。

 これを読んでる方にも一度やって見て欲しいが、最初は「偉い人の前で実践するのは気後れする」という人が多いと思うので、まずは自分のチーム内などのクローズで比較的カジュアルな場面で、この方法を一度試してみるのも良いと思う。

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