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ソーシャルゲーム運営が一番力を入れている!? エイプリルフール企画はこうしてできる!

4月1日のエイプリルフールは『逆転オセロニア』で最も力がはいったイベントのひとつです。もちろん、周年イベントや逆転祭は大きなイベントではあるのですが、エイプリルフールはなんといっても『逆転オセロニア』で運営が”遊べる”企画であり、オセロニアンのみなさんに「オセロニアはオカシイ、これだからスキなんだ」と言ってもらえなきゃいけない挑戦でもあります。

今回は、そんなエイプリルフール企画がどのようにできるかを紹介していきたいと思います。

と……本題に入る前に今年2021年のエイプリルフールは、運営がまずやられてしまいました

そう「#オセプリルフール」です。4月1日になったとたん、オセロニアのなりきりキャラがTwitterにあふれだしてカオスな状態に!リリースチェックもかねてオンライン状態で待機していた運営チームの驚きと興奮がとまりません。

それ以外にも、エイプリルフールに向けて手の混んだネタを仕込んでくれている人もいて、こんなにオセロニアが愛されていて運営に関われてよかったなーとしみじみ感じました。

エイプリルフールは、オセロニアンと運営との「どっちが面白いか?」対決になってしまって来年からは更にハードルが……と心配もしたりして……。

1. 企画のスタートは半年前!

エイプリルフールのイベントを担当をした、あささんに聞いてみました!

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そもそも、エイプリルフール企画っていつ頃から始まるのですか?

あさ「エイプリルフールの企画のオーナーを指名されたのが、10月頃でした。それからすぐ動いてキャラクター設定を考えたり、イラスト発注に必要な情報のすり合わせをしました。」

エイプリルフールの企画を考えるのって大変じゃないですか?

あさ「エイプリルフールの企画は年々、チーム内でアイデアを募った【案出しシート】に書き溜めたアイデアがまとまっていて、それを参考にしたり、自分でもいろいろアイデアの種となるものを考えるところからはじめました。」

過去のアイデアが蓄積されてるんですね。そのアイデアシート見てみたい……。

あさ「シートを見たときに思いました、『みんな考えることヤバいな』と……。本当に実現できるかどうかは考えずに明らかにオカシイだろうというアイデアが詰まっているので(笑)」

数年のストックがあるってことは、新しいアイデアを考えるハードルも上がって辛いですね;;
その中からどうやって決めていくんですか?

あさ「まずは、他でみたこともないような新鮮感がある企画にしたいなというのがありました。

エイプリルイベントの新駒として登場することは確定しているので、『こういうオセロニアのキャラクターが出たら面白いな』とか『ビジュアル的なインパクト』などの面白さベースで考えていました。

元のオセロニアキャラクターが好きな人に、喜んでもらえるようにしたいなと。」

それで、今回の元のキャラクターとは異なる雰囲気で描かれた「あべこべキャラ」が出るアイデアになったんですね!

あさ「『鈴里』が能力的にも絵を描くというところで登場してもらうことが決まり……そのままだと普通に本物通りのキャラを描いてしまうので、あべこべキャラが生まれてくるきっかけとなるような働きをしてくれる『商売人としてのクロリス』にも登場してもらいました。

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『クロリスが書いた発注書を元に鈴里がイラストを書いたけど、まったく違う絵が生まれてしまう』という今回の企画の立て付けがこれで決まりました。」

2. あべこべキャラは、こうやって生まれた!

キャラクターはどうやって決めたんですか?

あさ「普段、キャラクターの設定を考えるのは専門のシナリオチームなのですが、エイプリルフール企画では、イベントオーナーが深く関わらせてもらっています。

今回は、元のキャラクターからまったく『反対』になるのがコンセプトだったので、このキャラがこんな姿になったら絶対笑いが取れるよね!というアイデアを作ってシナリオとアートの方と相談しました。

シナリオにはフレーバーテキストやキャラの設定を、アートには絵にしたときにちゃんと表現できるか、魅力的になるかなど、専門的な部分を担当してもらいチームで作り上げていきました。」

どのキャラが一押しですか?

あさ「個人的にいちばんインパクトがあるのが…シャイターンですね。

元のシャイターンは絶望イベントで登場することもあり、かなりいかつい感じの強さを感じさせる魔族のオジサマなのですが…

クロリスが書いた発注書を見てもらうとちゃんとシャイターンの事を書いてるんですが、じっさいに描かれたのは、アイドルみたいなめちゃくちゃかわいいキャラクターになっています。

決戦をクリアしたら獲得できるキャラです。みなさんに獲得してほしいので本家とはちがって難易度が『絶望』級ではありません。是非挑戦してみてください!」

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3. ゲーム内外の連携でエイプリルフールをさらに楽しく!

エイプリルフールはゲーム外での発信も大切ですよね?

あさ「例年のおなじみになっていますが、公式Twitterのいちこ』に変化が起こるのでもちろん今年もかなり力を入れて考えました。

みなさん見ていただいたと思いますが、中性的な『いち』が今年は登場してくれています。」

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あさ「当日だけではなく、前日の3月31日から前フリをはじめたり……とにかくオセロニアンの皆さんに楽しんでもらえるために、いちこさんとも相談させてもらいました。」

いちはかなりオセロニアンの皆さんの反応がよかったですね!自称クールがほんとうにクールキャラになってたのは思わず笑ってしまいました。

あさ「ログイン画面の変更もありましたし、ニュースもいつもとちがって正しい事だけをつたえるのではなくて、ウソだけど楽しく読めるもの、そしてこの後に実際に開催されるイベント『あべこべ!?リペイント』を期待してもらえるようにしています。」

夜行のあの絵はびっくりしました(笑)

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あさ「企画のときも考えたのですが、本当にありそうなウソだけど、ちゃんとウソだとわかるものにしています。」

本当にあるかもしれないって思うようなものだと、逆にオセロニアンのみなさんに変な期待をいただかせてしまって結果的にがっかりさせてしまうこともありますからね。

4. 公開してみないとわからないオセロニアンの反応にドキドキ

このエイプリルフール企画、オセロニアンのみなさんを満足させる自信はありますか?

あさ「本当に…本当に緊張しています。

正直言うと、めちゃくちゃ心配です。自信があるわけではなくて…本当にこれ(オセロニアンの皆さんに)ウケるのかなぁと。」

楽しんでもらえると思いますよ!とくにこういう新しい設定や絵は、アート勢やノベロニア勢の創作意欲をわかせてしまうんじゃないかと!

あさ「個人的に、イラストを描くのが好きなので #オセロニアート を描かれてる方のイラストも見ますし、ツイートをみてキャラクターのこういうところに魅力を感じてるんだなとか、いろいろ意識させてもらっています。」

今年の企画は、もしかしたらそのイラストを描くのが好き、という想いが反映されたからかもしれませんね。

最後にオセロニアのエイプリルフールを楽しんでくれた方、あべこべ!?リペイントを楽しんでくれている方にメッセージをお願いします!

あさ「様々な方にご協力いただいたり、はたまたご迷惑を掛けてしまったり…企画からリリースまで全速力で息切れしながら駆け抜けていったイベントになります。

エイプリルフール当日は逆にオセロニアンのみなさんに驚かされたこともあり『負けていられないな』という謎の対抗心も芽生えましたが(笑)、普段楽しんでプレイしていただいているみなさんに新鮮な驚きと面白さをお届けできていたら嬉しいです。きっと決戦で待っていると思うので、ぜひシャイターンに会いにいってあげてください!」

実は『逆転オセロニア』のエイプリルフールイベントは、新卒1年目のプランナーが担当することが多いのです。まさに1年間の集大成であったり、登竜門的なイベント。

オセロニアンの皆さんが好きでいてくれるオセロニアへの深い理解がなければ、大顰蹙をかってしまう……。でも、普段とは違い個性をだしてはっちゃけたこともできる、楽しくて苦しいイベント。

オセロニアンの皆さんの企画にも負けないように、どんどんパワーアップしていきますよ!

運営チーム ブランディング担当 かじさん

〈次回の配信予定日:2021年4月14日(水)〉

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