【おてつたび】福島県大熊町に行ってきました②
続きです。
3日目:富岡町へ校外学習
この日は、5つの施設に車で連れて行ってもらいました!!
ありがたいことに、各施設の方々にアポをとっていただいていたみたいで、、たくさんお話をお聞きすることが出来ました。ありがとうございました!
・富岡町移住相談窓口「とみおかくらし情報館」
こちらでは、富岡町への移住や帰還を検討する方向けにスタッフのみなさまが相談に乗ってくれる施設だそうで、ここでは「移住」について学ぶ機会になりました。
印象的だったのは、「地元住民と移住者、お互いが歩み寄る」という言葉です。お互いの歩み寄りなしでは、良い地域をつくることは出来ないことを学びました。
あと、正直、「移住」に対するハードルがちょっとだけ上がったかもしれない。狭いコミュニティであればあるほど、何か問題を起こしたら孤立してしまうだろうし、町全体に自分が移住してきたというのが広まるんか~って思ったら、なんかちょっと怖いし勇気いるなって思ってしまった笑、分からないですが、笑
あとは、なんか本当にその町のことが好きで、町づくりに協力したいっていう想いで移住する人が多いのかなぁ、、とか。
ただ、よくよく考えたら私も東京に移住(?)してるのかって考えたらそうではないなぁと。
やらなあかんこととか、やりたいことがある、とか、人によってはその町が好きだから移住してきてるんかぁって思った。
都市の規模にもよるかもやけど、まあそんな深く考えんでいいのかもしれないな
・廃炉資料館
廃炉資料館は、なんかちょっと難しくて理解が追い付かなかった笑
2日目?の夜にちょっとだけ放射線についてインプットしたから、ちょこちょこわかるところはあったけど🙋🏻♀️
スタッフの方に案内いただきましたが、ほぼ映像を見て終わりって感じでした。理解するのに精一杯でした笑
ここで感じたのは、分からないことを分かろうとする姿勢を大事にしていきたいと思いました。前回も書いたんですが、大熊町に来るまで本当に放射線ってなに?っていうレベルだったんですが、難しいなって思うことでも一つ一つ紐解いて理解していけば、分かった時凄く嬉しい。高校生の頃とかの、授業で分からなかった問題が解けるようになった時の爽快感を、R(相部屋の子)といてひっさりぶりに感じたなぁ。ありがとう!
ここでは書かないけど、Rは放射線の研究会に入っているからこそ、また別視点で廃炉資料館を見ていて、そういうところに目はいかなったから、それも学びでした。
・ふたばいんふぉ
ふたばいんふぉは、福島県双葉郡(双葉町、富岡町、大熊町、浪江町、広野町、楢葉町、葛尾村、川内村)の現状を共有して、広く伝えるために開設された施設で、写真やパンフレット、書籍等が並べられてありました。
情報量が多くてあわあわしてましたが、私が少し読んだ一冊の書籍があって、それは震災を経験した方々のリアルな声をまとめた内容の本でした。もうなんというか、言葉に出来ないような感情に襲われました、、(何回かこの表現出てくることをお許しください)
正直何が書いてあったかあんまり覚えていないのですが、ページをめくる手が止まらなかった。止まらなかったのは、たぶん、震災を経験した方々のリアルな声をあんまり目にしたことがなかったからこそ、みんなどう思って感じて過ごしたのか知りたいと思ったからだろうなぁ、、
お昼はCafe135でオムライスをいただきました!ごちそうさまでした!
・食品検査場
食品検査場は、農家さんが安心して作物を出荷するために、この場所へ足を運ぶそうです。基本的にはあまり放射線検出しないけど、きのことか山菜は検出される可能性があるらしい。
訪れた時に、お菓子いただいて帰りました、、、ありがとうございました><
・とみおかアーカイブミュージアム
最後の施設!とみおかアーカイブミュージアムに訪れました。
富岡町の地域の歴史について、震災について、2つの分野に分かれていて、ご丁寧に案内していただきました。
ただ、この時点で私の頭は少しパンクしかけてました、爆笑
でも、来れて良かったです。
内閣総理大臣賞を受賞された高橋瑛心さんの、おほしさまになったおまわりさんが印象的過ぎた…
https://info.yomiuri.co.jp/contest/uploads/file/1_%E9%AB%98%E6%A9%8B%E7%91%9B%E5%BF%83.pdf
読んで、素直にかっこよすぎると思いました。
人のために命をかけられる、それって普通出来ないんじゃないかと思うし、なんでそこまでして動けたんだろうと、、町の人たちを守るために行動した、なんてそんなのかっこよすぎるではありませんか。
正義感で動ける人間ってこの世にどれぐらいいるんやろなぁ。
私も、自分を守ってしまうかもしれないなぁ。
全然時間足りませんでした。体力的に限界を迎えていたから、
結構リアルにもう一回行きたい。
夜、学生の方とお会いしたり、カレーをいただきました!
刺激多き一日でした。続きます!
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