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セッションバーでの出来事

私が住んでいる町なのですが、かなりユニークなわけで、今日はその話をしていこうと思います。

私はたまに地元のセッションバーに行く。セッションバーとは、その名の通りでそのバーに集まったお客さん同士で店にあるギター、ベース、ドラムをお借りし好きなようにセッションを楽しむという集いである。私が行く地元のセッションバーは年齢層が高く、おおよそ60代前後のおじさま方が夜な夜なセッションを求めに来る。

今回の主人公は、そこで出会った怪しいおじさま(Aさん)の話である。

私が座った席はたまたまAさんの隣だった。Aさん非常に陽気な方だが、私が入店した時にはすでにいいころ合いに酔っていて、正直何をしゃべっているのかわからないがそれがまた面白い。

私の経験上こういう酔った陽気なおじさんはやたら若い時の自慢をしたがるので、「そろそろ来るか?(; ・`д・´)」と構えていた。

すると、Aさんは案の定自慢話を始めた。長いので完結に話すと、Aさんが言うには、ジャニーズのバックバンドでドラムを叩いていたらしい。

私は心底思った。

「嘘か本当か分からない話やめろや!!( ゚Д゚)」

そんなこんなで話をだらだらと聞いていた。するとAさんのセッションタイムが回ってきた。酔っているせいか、ドラムを叩かない私でもわかる。まあまあの下手www

演奏が終わりAさんが元居た席に戻ってきた。

「多分演奏がうまくいかなくて落ち込むだろうな、、大丈夫やワイが励ましたる。」

と意気込んでいると何事もなかったように、自慢話に戻った。

「おっさんメンタルつええーー!!(; ・`д・´)」


結局店が閉まるまで、Aさんのマシンガントークがとどまることはなかった。Aさんの話の中で唯一私が覚えているのは、Aさんはどうやら私と地元が同じらしく、出身の中学も同じだった。どこら辺に住んでいるのかを聞くと、

真剣に何度道順を聞いても、目的地は刑務所にたどり着くのであった。