とかいはたのしい

音楽が生き甲斐で、ライブに行きまくりたくて、webデザイナーになりたくて、それは全部地元じゃ叶えられないとおもったから、上京して3年。全部叶った。

仕事は楽しい。
上司からも、デザインのクオリティが上がっていると言ってもらえて、自分でも成長を実感できてる。
転職前よりもお給料があがって、生活にも心にもゆとりができた。

音楽も楽しい。
行きたいと思ったライブが日帰りで行けちゃう。こんな幸せあるのか。
来月からは都民になってみることにした。これで、音楽ライフももっと充実するはず。

都会は楽しい。ほんとうに楽しい。
たくさんのカルチャーが飛び交ってて、可愛い古着が1000円以内で買えちゃったり、乗り換えるだけで岡本太郎の明日の神話が見えたりする。
多感な時期に東京にいると、情報量が多すぎて、道踏み外してた可能性もあるくらい、楽しいよ。

ひたすらに好きなことを追いかけて、遊び呆けているうちに、気づいたら四半世紀すぎていた。

地元の友達は恋人がいたり、結婚したり、しっかり身を固めはじめている。
親戚は皆県内、大学でも関東で就職したのは私含めてたぶん2人。デザインがしたそうだったけど、妥協して、地元で就職した子が多かった。

私は妥協なんてしたくなくて、ここで出なきゃ死ぬまで地元だって、腹括って、夢を全部叶えてきたのに、たまに辛くなるのはなんでだろう。

愛したり、愛されたりって、それくらい大切なこと?そんなにほしいものなの?

とかいはたのしいけど、時々虚しい。

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