フォントの話をしよう パイインターナショナル
パッケージデザインから会社ロゴ、装丁、ウェブデザインまで、あらゆる媒体のデザイナーのインタビューが載っていて面白かった。経歴はそれぞれ違うものの、美術系の大学や専門学校を出た人が圧倒的に多かった。仕事は広告系や出版業界の人が多かった。数ある質問の中で、キャリアに関するものが特に興味深かった。
中でも中市 哲氏のキャリアにわくわくした。以下はデザイナーになった経緯について答えた文章。
WordやExcelで作ったフリーペーパー、どんなものだったのか見てみたい。自分のやりたいことに忠実で楽しそうだ。
一方、山田和寛氏のキャリアは金銭的な理由で決定された。
おそらく当時の山田氏には「これがしたい」という明確なジャンルが無かったのだろう。しかし、自分の欲求以外の理由から選択した道であっても、熱心に勉強していたことがこの後の文から窺える。
メモ
鳥海修 「文字塾」
松田行正 ブックデザイン
府川充男『組版原論』タイポグラフィ
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