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ASDとADHDの診断が出た

ASDとADHDは今までグレーゾーンっていう扱いだったんだけど、このたび正式に診断書をもらうことができた。といっても薬や生活が何か変わるわけじゃない。ただグレーゾーンっていう曖昧な状況からシフトできたことで少しすっきりした気分になった。最近は双極性とかアルコール依存にばかり意識が向いていたけど、改めて自分は発達障害なのだなと自覚した。同情や注目を集めたいわけじゃないけど、はっきり宣言できると優遇される制度が増えるので嬉しい。税金や保険が減免されたり、行政が提供しているサービスを受けやすくなったりする。

しかし虚しい。アイデンティティが疾患や障害にしかないと思うと挫けそうになる。普段は平静を装ってへらへら笑いながら生きている僕だけど、たまに世間と濃く交わると動悸がしてぶっ倒れそうになる。僕の何者でもなさ、価値のなさ、生きる意味を途端に見失って自我を喪失する。税金や保険料すらろくに払えない。自宅でサル山の大将をやっているときは能書きをたれて自己正当化の完璧な理論武装に徹しているが、一歩社会に踏み出ると気圧されて自分がゴミの様に感じる。

虚しい虚しい虚しい。何故僕はこんなクソになってしまったのだろう。分岐点はどこにあった?そもそも僕の人生にまともな時期なんてあっただろうか。子供の頃から口ばかり達者で、でも何かを成したわけではなく悪さばかり働いていた。それは今も変わらない。noteでも何度か書いたけど警察のお世話になったことが何度かある。だけど僕は悪人になりきれない。半グレでもチンピラでもない。逆に、どちらかといえば気の弱い小市民と形容する方がしっくり来る。めちゃくちゃ格好悪い中途半端な軸のない阿呆だ。

今月に入ってから躁転している気がする。全く眠れない。寝付きはいいし中途覚醒もないが早朝覚醒が顕著だ。がんばっても夜は5時間しか眠れない。毎日のように4時起きで二度寝はできない。僕のベストな睡眠時間は8時間なのに。ここからまた鬱に落ちるのかと思うとつらい。死ぬ気はないが生きるのに必要なバイタリティが枯渇している。

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