偶然の落葉

宇宙に不思議を感じます 生命に不思議を感じます 地球に 人間に 昆虫に 植物に 石ころ…

偶然の落葉

宇宙に不思議を感じます 生命に不思議を感じます 地球に 人間に 昆虫に 植物に 石ころに···

最近の記事

写真『FOREVER』

    • 短歌『FOREVER』

      • 詩『多様性』

        多様性 神様がこの世にはいるらしい 唯一の絶対存在の神らしい それは自分達が信じる神だけらしい (僕は八百万なら受け入れます) 動物の肉を食べるのは イケナイ事らしい それは非人道的で残酷な事らしい (僕はお肉大好きです) 性別の違いを区別するのは あまりしない方が良いらしい それは差別に繋がるらしい (僕は寧ろ大事に思います) 自宅で一人で亡くなれば 孤独死と名付けられるらしい それは好ましくない事らしい (死ぬとき大体一人でしょう) 思想と価値観の多様性 とって

        • 令和版百人一首 恋の巻【冬の部】

          冬休み 2回目のデート ふたり乗り 背中が脈打つ きみの温もり 地方の大学に通っていた頃の話。 学校が冬休みに入って彼女との2回目のデートをすることになりました。 僕たちはまだお互いに緊張する仲でしたが、とても楽しみにしていました。 読書が共通の趣味だった僕たちは、一緒に図書館に行く約束が2回目のデートでした。 車を持っていなかった僕は彼女を自転車の後ろに乗せて彼女のアパートから図書館に向うのでした。 あの道すがら、ずっと背中に伝わっていた鼓動は彼女の純粋な緊張だ

        写真『FOREVER』

          詩『諸行無常』

          諸行無常 これはある男性の今日までの道程です 生まれてから14歳まで 幸せでした 15歳から20歳まで 辛い思いをしました 21歳から24歳まで 虚しくて死んでも良いと思っていました 25歳から27歳まで 仕事で深く悩み苦しみました 28歳から32歳まで ハードなだけの日々で疲れていました 33歳から44歳まで 仕事は適当でしたが楽しく生きました 44歳から今日まで 様々に想いつつ充実しています 苦しい時も楽しい時も 永遠ではありませんでした これからも

          詩『諸行無常』

          俳句『雷鳴』

          俳句『雷鳴』

          詩『今日という一日を』

          今日という一日を 今日という一日を そろそろ終えると云うのです 0:00の瞬間… そっくり変わるというのです 今日が昨日に、明日が今日に 本当はそうじゃないかもしれません 今日という一日を 区切ることはできなくて 永く永く… とてつもなく長い一日を 生きているかもしれません ずっと今日が続いている 宇宙が生まれたその日から 0:00を前に想うのです ずっと昔から生きてきた 今日という一日を

          詩『今日という一日を』

          詩『こころの輪廻』

          こころの輪廻 私という心は何で出来ているのか 考えてみたよ 科学的にいうと、やっぱり脳? No! 脳が心をつくっているのを 今の科学では証明出来ないんだって そうだよ脳は物質で心はこころだもん 自分のこころを良く観察してみたよ そして当たり前の事に気付いたよ 人から丸い言葉で包まれたらホッとする 柔らかなそよ風に吹かれたら気持ち良い 青空を仰げば空気みたいに自由 誰かがトゲの言葉を投げたら悲しいし 鋭い北風に吹かれたら淋しいし 真っ黒な雲を見れば重く沈んでしまう

          詩『こころの輪廻』

          詩『雲』

          雲 青空の中で白い雲が ふんわり浮かんでます ゆっくりと色と姿(かたち)を変えながら それは人の心のようです 青空の中を白い雲が すうーっと流れて行きます 隣の雲と混じり合ったり、千切れたり それは人との関わりのようです どこから来てどこに行くのでしょう 雲も人も

          詩『からだの輪廻』

          からだの輪廻 私たちの身体は タンパク質で出来ています タンパク質は原子という 粒の集まりで出来ています その粒の大きさは 約1億分の1センチメートルだそうです 私たちの身体は その小さな小さな粒の集まり ということになります 生命が終わると 小さな粒の集まりもバラバラに解けて また別の粒と結合して 他のものになって行きます 私の小さなつぶつぶ達は 昔は何を構成していたのでしょう 私の次にはどんなものに なって行くのでしょう 空に浮かぶ雲がいい

          詩『からだの輪廻』

          詩『新しい朝』

          新しい朝 新しい朝が来た 希望の朝だ 電線に絡まっている思い出が あの歌と一緒にほどけてく 大して希望は無いけれど 新しい朝は悪くはない

          詩『新しい朝』

          詩『独り言』

          独り言 ぼくは自分に正直で居たい ぼくは世間の中に居る時 自分に正直で居られない カッコ付けたり嘘ついたり 良い子ぶったり悪ぶったり だから詩をかくときは 焦らず力まず自然で居たい 難しい言葉も美しい表現も要らない 簡単な言葉でも単純な表現でも ただ素直に感性を吐露したい

          詩『独り言』

          詩『落ち葉』

          落ち葉 青空に眩しい雲が白く流れていました 小さな木陰に車を停めました 窓を開けて風を入れました 眼を閉じて、ゆっくり息をすって、 その息を返して風になりました そっと眼をあけて自分に戻ったとき それは偶然でしょうか運命でしょうか 落ち葉が風に流れて窓の中に落ちてきました 私は今とても悩んでいるのです その落ち葉を返すのか持ち帰るのか

          詩『落ち葉』