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詩『落ち葉』

落ち葉


青空に眩しい雲が白く流れていました

小さな木陰に車を停めました

窓を開けて風を入れました

眼を閉じて、ゆっくり息をすって、
その息を返して風になりました

そっと眼をあけて自分に戻ったとき

それは偶然でしょうか運命でしょうか

落ち葉が風に流れて窓の中に落ちてきました

私は今とても悩んでいるのです
その落ち葉を返すのか持ち帰るのか



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