見出し画像

娘画伯の展覧会

私自身、小さい頃絵をかくことが好きだった。
特に理由はなく、単純に楽しかった。
そして娘もお絵かきや塗り絵が好きだ。

職業柄、純粋な目で絵を見れなくなっている私にとって
(こういう狙いがあるんだろうなとか色々考えちゃう)
娘の絵は癒しそのものだ。
伸び伸びとクレヨンや色鉛筆を走らせるその様は
見ているだけでとても気持ちいいし楽しい。

こちらは娘氏作の『宇宙一可愛いオーロラ姫』(但し親に限る)。

画像1

この頃から“はみ出さないように際から塗る”
という技術を習得し始めその効果で濃淡が現れている。
「オーロラ姫は髪の毛がクルクル~てなってるよねぇ~」と言いながら
所々をクルクルし始めたくらいで可愛すぎて気を失いそうになりました。

こちらは『おかあちゃん、じぶん、ミュウツー(左から順に)』

画像2

そしてこちらは『ハッピーセットのシナモロール』。
こんなかんじかな~。こんなかんじだよね~。
と、思い出しながら、見ながら一生懸命にかいてた。

画像3

納得いかない部分があるといらーん!と破り捨て、
描けない自分を嘆く。だいぶ意識高いな…。

見出し画像はオーロラ姫を描く半年くらい前に描いた
おうちで飼っているオカメインコ。
この頃はクレヨンの発色を楽しんでいるような感じで
失敗とかそういう概念が無いように思えた。
手先の器用さだけじゃなく、感情面での成長も著しい。

うまくできたら「じゃじゃ~ん!」と言って
自信たっぷりの笑顔で見せに来てくれる。
何やろか、ほんとこの小さい人は…かわゆ…

私はいつのまにか「自分の好きなようにかく」というのが
できなくなってしまっている気がする。
誰か(何か)をターゲットにして、そこに合わせるのが通常プログラムの中に組み込まれてる気がする。
そのターゲットを自分のために合わせればいいじゃん。と思うけどそう思っていざ何かを作ろうとするとオートプログラムが作動してしまう。
いやいや、自分の声を聞くんだぞ、とか考えながら作ったものは果たして自分の声からできたものか、そういう風に見えるように絞り出したものかたまによくわからなくなる。

画像4

娘(4才)の絵にはそういうのが一切ない。そしてとても美しく感じる。
もう自分が持ってないものへの憧れなのか、自分の娘がかく絵だからなのか、
その両方なのか、明確には分からないけど。
娘が嫌というまでは家中に飾っていたいと思います。

#子どもの成長記録

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?