ノイキャンなどに困っている人向けマイク
配信や収録をしている方には、マイク音のノイズキャンセリングがうまく効かなかったり、効きすぎて声の質まで変わったりと困っている方も多いと思います。
NVIDIA RTX Voiceを利用できないPCの方は特に。
僕もMacユーザーなので御多分に洩れず。
でも解決しました。
どう解決したか…
答えは『Blue Yeti X を購入した』です。
でも、解決の直接の理由はマイク本体ではありません。
解決してくれたのは、Yeti Xで使用できる【 Blue VO!CE 】という機能。これはLogicool G HUBというソフトウェアの機能なんですが、ノイキャンだけでなく、コンプレッサーやリミッターなど配信や収録にあるといいものが揃っています。
しかも、ノイキャンの強さは調整可能だし、さらには感度や最大減衰という詳細項目も調整することができます。もちろん、ノイキャンの項目だけでなく、ゲート/コンプレッサー/ディエッサー/デポッパー/リミッターそれぞれの項目で詳細の微調整ができます。
それだけではありません。
マイク音にイコライザーやハイパスフィルター(ローカット)もかけられます。イコライザーにおいても、周波数などの微調整が可能です。
そして、不審者のような声や宇宙人の声のようにしてくれるエフェクトもあります。
各項目を調整するときも簡単で、30秒まで録音ができるのですが、それをループ再生しながらの調整ができます。各項目を調整すると、逐一再生音声に反映される感じです。→ 動画にしてみました。
【総括】
僕の印象としては、『効き具合がちょうどいい』という感じです。
ノイキャンも、たとえばキーボードのタイプ音を完全に消してくれるわけではありません。でも、エアコンの音などはかなり小さくしてくれるし、最も大事な「声の質は残してくれる」のです。
他にも、ノイズゲートをオンにした際に、急にエアコンの音なども聞こえて耳障りということもあると思うのですが、Blue VO!CEでかけると程よいんです。
だから今はOBSのフィルターはオフにして全てBlue VO!CEに任せています。
環境音に悩んでいる方にはダイナミックマイクが一番の選択肢かもしれませんが、マイクと口が近くないといけないのは意外とストレスかもしれません。モニターとの兼ね合いもあるし。
そういった方や、僕のようにMacの方にはYeti XにしてBlue VO!CEを使うというのはめちゃくちゃ良い選択肢だと思いました。
僕はドブみたいな声をしているからこそ少しでもマシな音にしようと思いましたが、配信を見ていて思うのは、やっぱり音がいいとのんびりそこにいたくなるんですよね。だから音って大事。
さぁ、皆さん。 沼から出る準備はできていますか?
丘の上では Blue Yeti X が待っています!
僕の環境は M2 MacBook Pro 2022 macOS Ventura 13.0.1 です。
また、Blue VO!CEについては、YetiとYeti Nanoの公式ページにも案内があるので、どちらでも使えるのだと思いますが、僕自身で確認したわけではないので本記事はYeti Xで使えるということで紹介しています。
毎日海を撮っています。被写体である故郷に恩返しすることが目標です。みなさんにもできるだけ早くお披露目したいです。まずはコンテスト活動などに挑戦していきます。サポートはその活動費に充てさせていただきます。