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otari sap bakery club の設立へ到るまで⑤ 分析とビジョンの提示

 長野県小谷村の中谷地区の中谷開発委員会(中谷地域づくり協議会)が樹液採取の取組を始めたのは、平成28年2月28日のことです。

 その年は、いろいろな木に孔を開けてみました。

 3月6日には、『おたりの雑木の樹液利用勉強会』と称し、長野県林業総合センターの研究員を招いて学びました。

 カナダのメープルシロップと2月28日に設置したポリタンクに貯まった樹液を煮詰めて作ったメープルシロップを食べ較べてたりして、今後の可能性を大いに感じた日でありました。

 そして、全国の事例を分析し、今後の目標を検討した資料を配布し話し合いを行いました。現在は「小谷樹液プロジェクト」とした名称は、「(仮称)おたりメープルプロジェクト」としていました。

 「otari sap bakery club」の設立は、こうしたビジョンに基づいて進めてきたものです。

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