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(前編)部門別ベストアニメ賞:2022年秋アニメ(後編に関する追記あり)

サムネイルの画像はこちらの記事から引用しました。

 こんばんわ!あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。新年初映画に『ラストエンペラー』を、新年初アニメに『電波女と青春男』を見てだいぶ仕上がっています、深夜区トウカです。
 前回の記事からだいぶご無沙汰となってしまいましたが、今回はずっとやりたくて温めていた企画、「部門別ベストアニメ賞」の発表を行なっていきます!

 書いているうちに量が多くなってしまった為、今回は前後編形式でお届けします。


ベストアニメ賞とは?

 「ベストアニメ賞」とは、わたくし深夜区トウカが実際に見た中で特に素晴らしいと感じたアニメに賞を授与するという形式で評価をするための企画です。ですから、権威などは全くありません。主観で選んだベストアニメ…という感じですね。

 それでも、やはり賞授与形式には拘りたいところです。特に、今回対象となる2022年秋アニメには非常に素晴らしい作品が多数あり、自分自身その全てを見ることができたとは全く思っていません。だからこそ、私と同じような立場にいる誰かの後押しになるよう、こういった企画をやろうと思ったのです。

 また、これは個人的な話になりますが私はアニメから離れていた期間が相当長く、ようやく今年の後半ごろから主観で賞レースができるくらいにアニメがある生活に復帰しました。なので、この企画の実現というのはわたくしの掲げる一つの夢でもあるのです。
 ちなみに、友人のnote作家、藤吉なかの氏は2022年を通してアニメを振り返るというとんでもない企画をやっています。同じマガジンに所属しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

ということで、第一回となる今回は
「ベストアニメOP賞」「ベストリアルタイム興奮度賞」「ベストアートスタイル賞」「ベスト成長ストーリー賞」「ベストアニメ賞(MVP)」
の5つの部門を設け、それぞれを評価していきます!前編である本記事では、「ベストアニメOP賞」「ベストリアルタイム興奮度賞」を扱います。

 また、ノミネート作品は以下の通りです(ノミネート作品は筆者が完走した作品になります)

  1. 『チェンソーマン』

  2. 『ぼっち・ざ・ろっく!』

  3. 『Do It Yourself!!』

  4. 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』


それでは早速参りましょう! 

ベストアニメOP賞

○本賞の目的
 アニメ本編の内容とは関係なくOP映像、音楽のみを評価するところにあります。これは極端な例ですが、"本編はつまらないけれどもOPだけは最高だった"というアニメをしっかりと評価するためにあります。 



○ベストアニメOP賞2022秋

 ベストアニメOP賞2022秋は
『チェンソーマンOP/KICK BACK』
です。 

○選考理由
 まずは、なんといっても作詞作曲:米津玄師、編曲:常田大希が生み出した最高の音楽でしょう。バチバチに低音を響かせているベース、流れるようなロックオルガン、Dn'Bを連想させる倍拍のキックスネア。そしてイレギュラーなメロディーとモーニング娘。からのサンプリング!

よくぞここまでチェンソーマンを活かした曲を作ってくれたと拍手を送りたいです。 

 そしてさらに圧巻なのが映像です!チェンソーマンの全てがここに詰まっていると言っても過言ではありませんね。アングラで怪しい雰囲気、様々な映画のパロディ…かと思えば、水着のパワーが出てきたり、街を駆け巡るド派手なアクションが入ったり…。

最後の爆発や未来の悪魔ダンスも含めて、このカオスさはまさにチェンソーマンです

 特に、映像内での明暗の使い分け(例えばマキマさんとデンジのパートは明らかに他と違うタッチで影が描かれている)と"マキマとデンジの関係""カタツムリとその寄生虫ロイコクロリディウム"で表す演出は最高!

 正に、22秋アニメで最高のオープニング だったと思います。

 ちなみに、個人的には『DIY』『ぼざ
ろ』が同率2位でした。『水星…』のOPも勿論良いですし、22秋はOPも豊作でしたね!
 

ベストリアルタイム興奮度賞

○本賞の目的
 この賞は正直上手い名前が思い浮かびませんでした。分かりづらい名称となってしまったことをお詫びします。あまり気に入っている名前ではないので、改定案があればぜひコメントなどで…!
 ただ、中身としては簡単です。要は、"リアルタイムで見ていてで楽しいアニメ"のことです。最近ではNetflix独占の一挙配信など様々な形態が存在するアニメ界ですが、やはり一番盛り上がるのは毎週放送をリアルタイムで味わうことでしょう。

 先の読めない展開、一週ごとに二次創作や考察が飛び交うインターネット…そんなアニメってありますよね?そして22年秋アニメでその枠を一挙に背負っていた作品といえばこれでしょう!



○ベストリアルタイム興奮度賞2022秋

 ベストアニメリアルタイム興奮度賞2022秋は
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
です。 

○選考理由
 まず、この賞の特性上、オリジナルアニメが有利になります。そして、今回は原作アリのアニメが豊富だったこともあり、オリジナルアニメの話題作といえば未視聴の『アキバ冥途戦争』か『水星の魔女』かのいずれかになるでしょう。

 その中でも、『水星の魔女』の存在感はひとしおです。まず、アニメ放映前、Prologueの時点から「ガンダムで女性主人公…!?」ということで騒がれていたことをよく覚えています。 

 そして、第一話が放送。もうこの第一話から大盛り上がりでしたね!「ガンダムで百合…!?」という困惑をそのままに「水星ってお堅いのね」といったセリフを始め、SNSは大変な騒ぎとなっていました。
 
ファンアートが飛び交い、考察が飛び交い、前期アニメ『リコリス・リコイル』のパロディが飛び交い…。
 
これぞ正にリアルタイムならではの興奮…!!!

 その後も印象的なセリフやどんどん出てくるヒロイン候補(主に男性)、ストーリー面ではコメディだけでなくシリアスも混じり始め、学園ものとしてもSF作品としても楽しめる、素晴らしい作品となっております。 

 特に、最新話(現在2023:1/10)はかなりヤバくて、現在もTLは水星FAで埋め尽くされています。これぞ正にリアルタイムで楽しむアニメでしょう!

あとがき

 といった感じで、前編は終わりです。受賞作はすでに決まっているので、来週までには後編を完成させたいですね。しかし、思っていたより前編の時点で文字数が嵩んでいるのでそれより長くなることは確実である後編が予定通り完成するのか…?
 …とりあえず頑張ります!

ここまでお読みいただきありがとうございました!後編はさらにたっぷり内容を詰めるので、どうぞよろしくお願いします!

追記
後編を書くタイミングを失ったため、後編で取り上げる予定だったアニメを単独の記事としてアップロードすることに決定しました。
その為、後編はありません。楽しみにしていただいていた方々に大したの申し訳なさで胸がいっぱいです。
その分しっかりとした記事に仕立てる予定ですのでその際はよろしくお願いします。
後編で取り扱う予定だった作品とは、『DIY』と『ぼざろ』です。
記事を執筆したらここに追加していきます!



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