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【映画】JOKER感想「これ渋谷で見たことある」

初めまして、大星と申します。 
今日TSUTAYAで話題のJOKERを借りてきました。
映画館で見てたのですが、めっちゃ好きだったのでもう一度。
ネタバレという程のこと書いてませんが、
オラ1ミクロも知りたくねえって人は、見てからお読み下さいませ。

有名なので内容は今更ですが
「大悪党JOKERはいかにして生まれたか〜悲劇のピエロ〜」て感じです。
人にバカにされていたアーサー氏は人殺しジョーカーになる訳ですが
ここで「アーサー可哀想…」と人殺しに共感するのか、
「怖い…」となるのか「どんな理由があっても人殺しはだめ」になるのか
観た人によって変わるらしい

私の周りは「こわかった…」が多かったなあ。

ずっと暗い服を着ていたコメディアンのアーサーが
色鮮やかな衣装を身にまとってジョーカーとして登場する場面、
すげえよなあ(言葉を10分考えた末の結論)

てかポスターとかどれもめっちゃシャレオツやんね?
音楽もめちゃくちゃ好きで、公開当時から定期的にサントラ聞いてる。
あのタイトルの「JOKER」って出るところ超好き。
倒れてるアーサーの情けない姿の上から、大胆に黄色でばん!て彼がこれから
なるであろう大悪党の名前が入ってきて、演出がかっこよかった。
こいつがジョーカーやで!みたいな。

JOKERになるまでの映画って言ったけど
全てアーサーの妄想説っていう解釈があってさ〜。
検索してもらったら、面白いレビューたくさん出てくるので是非。
でもそれっぽいところ結構あるし
妄想じゃないと不自然やろみたいなところいくつかあったもんなウンウン。
そういう作品大好きなんですよね。
なんか腑に落ちないとこもあるなあ…ってなりながら観てて
え…これ実は全部嘘…?って気づく瞬間がたまらない。

ずっと人を笑わせるコメディアンになりたかったアーサーが
ようやく世界から称賛されるようになるのは
人の笑顔を奪う殺人鬼になった時、って皮肉が悲しい。
結構、サイコキラーのプロファイリングの本であったり
ノンフィクションを読んだりするんですが、悲しいなあ。
私のJOKERの真面目な感想は
「世の中からこういう人が生まれないようになってほしいな」かなあ…。

最後、暴れてるピエロまみれで車とかひっくり返ってる街の映像みて
既視感あるな思たら渋谷のハロウィンやわ。

あと色が綺麗なんよな〜!!!
最初アーサーが持ってた看板も真っ黄色で、タイトルも黄色、
人殺しした時のベストも黄色、すごい黄色に目がいく。
アーサー側が黄色がかってて、相手の人は青みがかってるなんて場面も多く。
黄色って喜劇のイメージなんですが、海外はどうなんでしょう?

上に貼ったイラスト
出水ぽすかさんみたいな、ラフな線に綺麗な青の背景にしたかってん。
でもパンフレットとか見ても角度難しすぎて、壁どうなってるかよく分からんかったから、そういう演出ですみたいな顔して誤魔化して描いた。
切ない。精進しよう。

DVDでは吹き替え観たんですけど
平田広明さんの笑い声の吹き替えうますぎて感動した。
ずっと聞いていたいあの笑い声。
難しそうやなあ、あんな役は…いや簡単な役なんてないやろうけど。

面白かったな〜。
実は他のジョーカー作品は観れてないので、また後日。



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