おじいちゃん、六時五分はもうきたでしょ【小説ショートストーリー】
酔っ払ったり、惚けたりすると、同じことを何でも繰り返してしまうのが人間というもので、いや、人間に限らず、最近では、私のパソコンも惚けたせいで、色々と繰り返し作業を長々としているようで、いつまでたっても目的のファイルが開けず、かといって、付き合いも長いので、修理屋が勧めるような方法で無下にもできず、私もなかなか気が長い方のようで、パソコンと向き合ってお互いカラカラ笑いながら、時を過ごしていたのだが、ある時、孫がこう言うものだから、困ってしまって、はて、そうだったかと思いはしたが