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帰省記録
今年、約6年ぶりに長崎に帰省をした。
帰省のきっかけ
今年のゴールデンウィーク前に姉から、
できればゴールデンウィークか夏に一回こっち帰ってきた方がいいかもって連絡があった。
理由は、長崎に住む伯父の体調不良。
命の危機とかまで、身体的に状態が悪いということではないそうだが、
認知症の進行がここ最近、姉の目から見ても顕著で、
ちゃんとわかるうちに会っておいた方がいいと思うと言ってきたのだ。
伯父の年齢は80を超えており、
いつ何時、何があってもおかしくない状況。
この夏に会いに行こうと決めた。
数年前、とっても大好きでお世話になった伯父が亡くなった。
(父は8人兄弟で、伯父伯母がたくさんいる)
まだ、娘は小さかったけど、
夫に頼んで1泊2日の弾丸で長崎に最期の姿に会いに行った。
今でもあの時、ちゃんと最期のお別れをできてよかった。
きっと行かなかったら、どこか悔やんでいただろう。
だけど、ほんとなら、その前に生きている姿で会いたかったなという思いもあった。
姉もそのことがわかっていたから、
私に伯父のことを伝えてくれたのだろう。
会いたい人に会いに行くための帰省
というわけで、6年ぶりの帰省は、
伯父をはじめ、「会いたい人に会いに行く」をテーマに実行。
5泊6日に予定を詰め込んで、多くの人に会った。
弟
大学時代の友人とその子ども
妹家族(姪とは初対面)
父方伯母
母方の親戚一同
父方伯父
中学時代の友人
いとこ
帰省を実際するまでは、
長期間休むための仕事の調整や、
荷物の準備、移動のチケットの手配とか考えないといけないこと増えるし、
それに伴う不安・心配みたいなのが大きくなって、
「やっぱり帰るの辞めよっかな」って気分にすらなった。
帰省を終えて、とっても疲れたのは事実で、
疲れて、週末に謎に風邪っぽい現象に見舞われたけど(一応コロナの検査したら陰性)、
でも、帰省をしたのはよかった。
ちゃんと会いたい人にに会いに行ってよかった。
そう思えるのは、
会いに行った人も「会えてよかった」と思ってくれているのが伝わってきたから。
「元気にしてた?」
「久しぶりに会えてよかった」
「また会おうね」
自分と会うことを快く思ってくれている人がいる。
それを直に感じられる、感じさせてくれる人がいる。
これほど幸せな、ありがたいことってない。
とっても切ない話だけど、
毎日一緒にいた親・兄弟ですら、
今後の人生であと何回会えるのかな?って考えたら、そんなに多くはない。
「会う」ことは、全然当たり前なんかじゃない。
大事なものや大事な人は、ちゃんと大事にする行動をしないといけないな。
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新幹線で私にもたれかかって眠る娘のあったかみと重みを感じつつ、少し切なくなる。
色んな人に会いに行く計画を詰めんだので、
場所見知りや人見知りがある娘にとって、楽しいばっかりの旅ではなかったかもしれない。
行く前にはそのことが心配でもあった。
でも、帰ってから「どうだった?」と聞くと、
「楽しかった」と、娘の中でもそれなりによき思い出として消化されているようであった。
みんなが娘も歓迎してくれていたからかな。
私の故郷である長崎や、そこに暮らす大切な人々のことを娘も好きになってくれたら嬉しいな。
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久しぶりに観た花火は綺麗だった。
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その後に行ったカフェモーニングと綺麗な図書館でのんびりしたのも良き思い出。