推しが結婚出産報告をした

これはオタクが2018年頃から応援していたvtuberをが結婚出産報告を聞いたオタクの話です。本人もといファンは回れ右をお願いします。感情整理をするために書いてます。ファンや本人を咎める意図はありません。

Vtuberである推しが結婚出産報告した

2022年の冬のある日に結婚出産報告をした。しばらく謎の活動休止をしていたのだが急にツイートをした。

「昨年末に出産しました。」

「は??????」

結婚したのか……俺以外のやつと……

私がこの発表を聞いた時の感情は

「結婚はしたくないけど子供は欲しいっていってたやん!」

です。私のコメントが読まれたことも関係あるのかも知れないが、とある夏の日の配信でいっていたのを覚えています。人間は価値観が変わっていくので考えが変わるのは仕方ないがその発言を聞いたすぐにまさか結婚していてるなんて…
その時は結婚しろとリスナーにいわれまっくっていたのでそれをあしらうためにいったのかもしれない。Vtuberの女の子の配信は結構「結婚しろ」「彼氏作れ」だの言われることが多い。(体感)

私は推しは結婚しないと信じてしまいました。結婚しないという偶像を作り出してしまった。

まあ降りました

降りました。出産したより結婚した事実がしんどすぎて降りました。旦那が配信にでてこないと知り降りないでいようと考えましたが、もやもやした気持ちで推したくないという気持ちでやめました。いろいろ思うことがずっと続いていたため引き金が結婚出産報告だったのだと思います。

推しも人間。んな事知ってるわ!!

推しは人間であるし、人間の嫌なところを極限まで減らしたパッケージされた商品であることであること理解している。それでも人間らしいものがでてくると人間ここまで気持ちが冷めるんですね。自分でもびっくりした。

「推しの幸せはオタクの幸せだから!!推しの結婚は歓迎!!」とずっと思っていましたが、推しの結婚でしばらくこんなにダメージをくらうなんて思ってもいませんでした。

結婚歓迎できるかどうかは、「年齢、恋人や結婚に関する発言、シチュエーション(報道機関にすっぽぬかれるとかは歓迎できないが、公式発表されると歓迎されるみたいな)による」のかなーと思います。

昔のVtuberと今のVtuberの定義は変わりつつあります。私のVtuberに対する考え方が今の一般的なVtuberの定義と合わないだけなのだと思います。

私は結局推しのどこを好きになったのだろう

よくVtuberを推すところでポイントとなるのは

・外観
・演じている人の地の性格
・歌がうまい、トークがうまいなどの能力

となると考えている。(他にもあるかもしれないがとりあえず省略)

外観について
外観については、何度も私の推しは外観が変わっているのでこれは違う。

演じている人の地の性格
推しはとっても頑張り屋さんでありたまに頑張りすぎるところがたまにキズであった。でも頑張り屋さんは応援したくなる気持ちはあるが飽き性である私が何年も推しつづけたのは何でだろう。とりあえず保留。

歌がうまい、トークがうまいなどの能力
推しはトークがうまい。頭の回転が凄まじく速いので聞いてて飽きない。話も本当に面白い。嘘だとしてもそのエピソードをいつも面白おかしく話すのは才能を感じてしまう。
私が最初にVtuberを知った子たちは、今でも最前線にいる技術力を売りにしている姉妹(その姉妹のお姉さんは、推しの前に結婚出産を報告しているVtuberでもある。その時の報告は総監督という体で出演し動画を出した。多分大手Vtuber初の結婚出産報告。)である。
「こんなに面白いことしているんだ!!Vtuberおもしろい!!」
だった。他にも好きなVtuberはいるがみんなして技術系である。他にもトークがうまい子はたくさんいるのに、なんでこんなに推しを好きになったんだろう。これもよくわからんから保留。


思うよりピンとこない。ほんとにどこがすきだったのだろう。

私は気づきたくないけど気づいてしまった。推しではなく自分にとって都合のよい相手を自分の中に作り出していることに。それを推しだと勘違いしていた。ただの偶像崇拝。



私は推しを簡単に幸福になれる道具としてみていたのではないか。

思えばその子が今ほど有名になる前、フォロワー数が300人にも満たない頃相互フォローになり、深夜にすごいしょうもないことをつぶやいたらその子からのリプライが来ていた。大手の子たちはその頃は反応があってもいいねだけ。当時の私にとってとてもうれしかった。それにリプライしたらかえってきたのも衝撃だった。
その子のツイートにリプライするとそれがかえってきたのもうれしかった。
名前をよばれ多少の投げ銭でもありがとうといわれるのが快感になった。

推しが人気になっていった。だんだんコメントが読まれなくなっていった。

面白いコメントすると笑ってくれて読まれる可能性が多くなるので謎のコメントを残すファンが増えていった。私も謎コメントするようになった。笑ってくれるのが快感になった。

推しの幸せが私の幸せとなった。簡単に幸せを得ていた。推しからの認知(ほんとに認知していたのかリップサービスなのかはわからないが覚えているよと言われた。)が本当にうれしかった。とても幸せな日々でした。

無意識ガチ恋勢

人間は好きではないと金や時間を出すことができない。
好きは偉大だ。でも使いどころによっては凶器だ。
無意識にガチ恋になる。
好きになるとおかしい部分があっても「推しはそんなことしない!」と架空の人物を作り出してしまう。推しでもない架空の人物に恋をしてしまう。

もしかしてこれは愛なのかもしれない。見返りをほぼもとめず金と時間をつかう日々。

私はもしかして無意識のうちにガチ恋だったのかもしれない。推しが異性だろうが同性だろうが関係ない。自分が異性愛者だろうが同性愛者だろうがなんだろうが関係ない。推しという存在を作っているだけで、私たちは無意識にガチ恋勢なのかもしれない。自覚しているだけガチ恋勢はましなのかもしれない。
好きだから金も時間も使う。

オタクは厄介ですね。

ガチ恋営業の話やガチ恋勢の話でもそのうち書きます。

〔追記〕

推しの結婚出産報告をうけたオタクの続編(当時の私の行動や今現在の心境の変化)を書きました。興味がある方はこちらから。



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