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膵臓癌と本腰いれて闘ってみた

病院薬剤師5年勤めて、ずっと循環器脳外科にいて、血管系をメインに薬をみていっていたが、癌症例に関してはあまり触れてこなかった。
嫌とかそういうのではなかったが、ICUもわずかながらもつ病棟で「片手間」に勉強するには重すぎる内容だと思っていたからだった。

きっと自分は抗がん剤・手術のことを覚えるだけで気が済む性分ではないことはわかっていたから(多分1つ1つのことについて疑問をもってなかなか前に進まないタイプ)。

コロナをきっかけに長く居ついた場所を離れ、癌症例の多い施設に転職し、自分も癌症例を少しずつ学んでいっていた矢先(半年も満たない)家族の膵臓癌が発覚し、その闘病の厳しさを予感したためあんだけくらいついていた病院勤務をあっさり退職・Uターンし実家に戻り、癌患者家族・兼 病院薬剤師経験ありきが膵臓癌と闘ってきた記録を残していこうと思った。

コロナ渦・コロナワクチンでも相当当たり前というか常識が覆された気持ちでいた矢先、次は癌。医療の闇をしっかり勉強しなさいとドSの神様が宿題を出しまくられているような気分でした。正直。

闘病から1年経過しているが、相当予後の悪い膵臓癌も自分の根拠のない「たぶん治せる」が今でも続いています。
時系列は反転するかもですが、自分の考えを吐き出すためにもnoteに記していこうと思います。

自分も薬剤師という仕事をしていながら「経験談」というのはかなり重宝していて、ネットでの発信に救われたことが多々あります。癌はじめ厳しい闘病を強いられる誰かに役立つ経験談となるように。

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