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鎌倉での結婚式の日 披露宴編

挙式編はこちら


私たちが鶴岡八幡宮の挙式後の披露宴会場に選んだのは、ローストビーフの店 鎌倉山本店です。
鶯吟亭から紹介してもらった中で、1番イメージに合うところで選びました。
決め手としてはこんなところでしょうか。

・お食事が美味しい
・プランがあるわけではなく割と自由に組み立てることができる
・鎌倉山という場所がかっこいい

結果的に鎌倉山本店で披露宴できてとても良かったです。鎌倉での披露宴や特別な会食の会場を探している方にぜひおすすめしたいです。

それでは当日のレポに戻ります。


13:30 披露宴会場到着

鶴岡八幡宮から鎌倉山まではタクシーで30分くらいでした。この日は時間帯もあり少し道が混んでる印象でした。
鎌倉山までバスで行くことはできますが、初めて行く場合バス停からかなり不安になる道を通ることになるので、披露宴から来てくださる方にも駅からタクシーをおすすめしました。
会場に着くとヘアメイクとアテンドの方が付いてくださってまずトイレに行かせてもらいました。
その後到着したゲストとお庭で写真を撮りました。
梅なのか桃なのか定かではなかったですが、お花が残っていてうれしかったです。

14:00 開宴

ゲストには座ってもらい、一旦脇の小部屋に案内された私たち。ここで白無垢から色打掛に掛け替えをします。
当初は白無垢とドレスで着替えは一回のつもりでしたが、だんだんと色打掛も着たい気持ちが抑えきれなくなり、借りることにしました。
お願いしてたドレスサロンでは着物の扱いがなく、新しく探して色打掛だけ貸していただきました。

入場曲はQueenのProcessionからFather to Sonにかけて。
「Procession」には葬送という意味がありふさわしいのかとか、大袈裟すぎるのではないかとか悩みましたが、私も夫もQueenは大好きなのでテンションが上がりました。入場に結構いい選曲だったと思います。

 鏡開き・乾杯・歓談

せっかくの着物での登場なので、乾杯のお酒は鏡開きにしました。小槌は3つあり、1つは新郎新婦、2つはそれぞれの友達にお願いしました。

遠慮なくオードブルを食べる新婦

きっと全部食べられなくなると思って、配膳されたら真っ先に食べ始めたら友達に笑われました。おかげでだいたいのお料理は食べることができました。
色打掛を着てる時間は初めの歓談の時だけなので、呑気に食事を楽しんでる家族を手招きし写真を撮りました。
歓談中のBGMも新郎が全部考えました。選曲しかやらないつもりなのかという勢いでしたが力作が出来上がり満足そうでよかったです。
カメラマンに一番刺さったみたいでした。

 中座・再入場

中座は新婦は妹に、新郎は兵庫県から駆けつけてくれた祖父母にお願いしました。
ここで洋装に着替えです。
ドレスは鎌倉にアトリエがあるNuanceさんでお借りしました。自然光が柔らかく入る素敵なアトリエで通うのが楽しかったです。

冬の披露宴ということもあり、私がデコルテが開いてるのが似合わないということもあり、七分袖のドレスにしました。
新郎は今時のスーツでは納得せず、古着屋さんで見つけたスーツを軸に自分でコーディネートしました。メガネも袴用とスーツ用でチェンジしてました。気づいた人はいたんでしょうか。

入場の直前に流すプロフィールムービーの曲からそのまま入場しました。
曲は、The stone rosesのTen storey love song。
海外のウェディングでは定番のようです。
プロフィールムービーを見ている様子を後ろから見ることが出来ましたが、みんな反応してくれて頑張って作った甲斐がありました。

 ローストビーフ入刀

早い段階からウェディングケーキ入刀はしないよねと決めていた私たち。ならばとローストビーフ入刀をおすすめしてもらいました。
正直なところあんまりピンときていないというか、ケーキでもビーフでも入刀は同じなのではと思っていましたが、実際やってみるとこれもまた良い経験でした。かなり大きな肉の塊ですが、包丁がスーッと入っていき肉の上質さが手に伝わります。切り目を左右に広げると汁はまったく出ず、美しい赤みが見えて焼き加減の素晴らしさがわかります。最後に良いお肉の香りが漂ってきてとてもうれしい気持ちになりました。
味も本当に美味しかったです。また記念日などに食べに行くのが待ちきれません。

 真珠婚のお祝い

私たちはウェディングケーキ入刀をしなかった代わりにお互いの両親にケーキ入刀をやってもらいました。というのも、今年はどちらも結婚30周年の真珠婚だったのです。
記念品にペアグラスを渡しました。記念品はかなり迷いました。体重米とか生まれ年のワインとか旅行券とか色々と考えましたがどれも決め手にかけ、結構直前まで決まりませんでした。それでも子育てに対する感謝のしるしというより、結婚30周年のお祝いの品に切り替え、お酒が好きなお互いの両親にこれからも元気で一緒にお酒を飲んでくださいという思いを込めてペアグラスにしました。
この商品は割れると取り替えてくれるそうです。両親はいいグラスを持っていても割れることを気にしてかあまり使っている印象がなかったので、使ってもらうためによいなと思いました。


 記念撮影・デザート

お庭で記念撮影をしました。
暖かい時期だとお庭でデザートビュッフェができるそうで素敵ですが、今回は流石に寒いので室内になりました。
デザートは5種類ほどでシェフの手作りで本当に美味しいです。これがあるからウェディングケーキはなくてもいいなと思ったのでした。

 おひらき

新婦父・新郎父・新婦・新郎から挨拶をしておひらきになりました。
引き出物は中川政七で揃えた豆皿と和紅茶、引き菓子はくるみっ子にしました。
プチギフトは多肉植物にしました。

プチギフトの多肉植物

18:30 二次会

鎌倉駅の近くのNeo鎌倉さんで二次会を開きました。
ここは式の打合せで鎌倉を訪れた際にお昼を食べたお店でした。そろそろ二次会のお店を決めたいと思っていた折、貸切できますとの文字を見つけ、思い切って聞いてみたところ快く引き受けてくれました。
人数も少なめで二次会から鎌倉に人を呼ぶのも忍びなかったので、本当にただの二次会で余興やプログラムは特に考えませんでした。なにか持って帰ってほしいなと思ってチェキを撮って渡しました。
20人程の少人数の二次会を検討している方におすすめです。
お昼は少し変わったバーガーを食べられるので鎌倉観光の際はぜひ行ってみてください。

翌日の朝ごはん

さつまいも粥と薬膳スープのセット

Neo鎌倉さんの向かいには台湾の朝ごはんを食べられるお店があり、ずっと気になっていましたが、式の翌日行くことができました。
お粥と薬膳スープとチマキから選ぶことができ、小鉢も3つ選ぶことができうれしいです。滋味深い味でたくさん飲んだ翌日に最適でした。

まとめ

結婚式披露宴の準備ではいろんな人と関わり、夫と価値観を確認し合ったり、時には大喧嘩をしたりしましたが、お互い納得できる形で終えられて、ほっとしました。来てくれた友達や家族のおかげで本当に楽しかったです。
また、列席の皆さんには足労をかけてしまいましたが、鎌倉で結婚式ができたのはとても思い出深い一日になりました。関東出身の私にとって鎌倉は、子供の頃から小旅行によく行くところで思い出も結構ありましたが、打合せで何度も鎌倉に通い、鎌倉のことももっと好きになりました。
関東のみなさん、歴史が好きなみなさん、鎌倉で結婚式を挙げてみてはいかがでしょうか。

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