見出し画像

5年で4社6職種のキャリア迷子がキャリアSNSの会社に転職して人生変わった話。

新卒で入った会社を2年で退職。
2社目は11ヶ月、3社目は1年半で退職。

社会人5年目で4社目。
職種も営業、編集、マーケ、PM、財務、事業企画。
2年以上続けた職種はなく、ほぼ半年に1回環境が変わり続けたキャリア。

こう聞くと、どう思うだろうか。

典型的なジョブホッパーだな。
仕事できなさそう。
なにやらせてもダメそう。

上のコメントは、実際に僕がSNS上で浴びせられた言葉の一部に過ぎない。
僕だって、もしパッと上の職務経歴を見たら、同じ感想を抱くだろう。

もし履歴書だけで判断したとすれば、キャリア迷子で何者かも分からないような僕を信じて採用し、様々な仕事を任せ、活躍の機会を与えてくれている不思議な会社が、今、僕が働いているYOUTRUSTだ。

そんな素敵な会社にジョインしたのは2021年11月(副業は9月)なのだが、2022年10月現在、実は僕は未だに「入社エントリー」を書いていない。

またすぐに辞めることになってしまうかもしれない。。。

そんな不安がずっと胸の奥につっかえていて、この1年間はHRから何度依頼されても書くのを先延ばしにしてきた。
また全てがリセットされるのが怖くて、積み重ねることを避けてきた。

入社エントリーを書く流れも、のらりくらりとかわして書かなかった苦笑

そんなことを思っていたのだが、入社からもう1年が経とうとしている。以前感じていたような不安もなくなった気がする。
今なら、胸につっかえてるナニカを取り外せるかもしれない。

改めて、ずっと心の奥に留めていた、YOUTRUSTに入社した経緯と想いを書いてみようと思う。


出会いは元同僚からのリファラル

2社目でボドゲ仲間だったアプリエンジニアのashさんが転職したらしい。
YOUTRUSTを知ったきっかけはたしかそんな感じだった。

ashさんとハンバーグを食べにいったときに「遊びにおいでよ!」と誘ってもらい、道玄坂のシェアオフィスに遊びに行ったら創業エンジニアのやまでぃさんしかいなくて、ほとんど話さず帰路に着いたのは懐かしい思い出だ。

それからインタビューを受けたり、R時代の先輩であるおがしょさんがユートラにジョインしたり、色々重なってヘビーユーザーとして使わせてもらっていた。

転機になったイワヤンさんとのお散歩@目黒川

そんな感じでゆるーくユートラを使っていたが、2021年4月に代表のイワヤンさんがYOUTRUSTである募集を出していたのを見つけた。

いつもチャリで通ってる場所だし、面白そうだな〜
そんな軽い気持ちで連絡したら、なんとすぐに快諾いただけた。

なぜか緊張が1周回って変なテンションになり、前日に夜なべしてユートラの記事を読み漁り、転職市場の動向やユートラのビジネスモデルを図解したスライドを印刷してポケットに突っ込んで目黒川に向かった(結局詳細まで見せなかったが、それ自体を面白がってくれたのを覚えている)

全然話し足りなくて、同じ公園を2~3周して、事業や組織、いろんな話をした。純粋にワクワクした。
ただ、その時は僕も現職のプロジェクトが忙しくて、また短期離職が続いてしまうのも不安で、時期が来たらまたお話させてください、という形で終話した。


転職意欲を変えたらすぐにきたDM

それから1ヶ月ほどたってプロジェクトが落ち着いたタイミングで、キャリアについて一度見直そうと思ってYOUTRUSTの転職意欲を「検討している」に変えてみた。

ユートラでは転職意欲を変えると結構な確率でスカウトを頂ける

そしたらものの数分で、イワヤンさんからメッセージが飛んできた。

即レスなイワヤンさん

そこからクイックに面談を設定いただき双方の状況について情報交換したが、転職するとしても10月頃になりそうだったので、改めて8月くらい(約3ヶ月後)に連絡します!という形で終話した。


正直いうと、ぼくはそんなやりとりを忘れていたのだが、8月第1営業日にイワヤンさんからすぐDMがきた。イワヤンさんすごい。やりきってる。

前のめりなイワヤンさん

ただ、そのときは僕もPMキャリアを志向しており、当時のユートラの採用状況とマッチしなかったのだが、
それから1ヶ月ほどキャリアについて情報収集する中でCSキャリアを志向するようになり、そして何よりもYOUTRUSTを諦められずに改めてイワヤンさんにDMしてみた。

週末夜にDMしてしまう失礼な岩下(よい子は営業時間に送りましょう)


そしたらすごい勢いでお返事をいただけた。

ハイテンションなイワヤンさん

ここから何人かと面談させていただき、
CS企画として副業を1ヶ月ほどさせてもらった。
あらゆる数字をみて、課題を分析してレポートし、並行してこれから一緒に働くかもしれない多くの方々と対話を重ねた。

さすがに3回目の転職活動で相当慎重だったので、
リファラル、ビズリーチ、YOUTRUST、Meety、直接応募といった様々なチャネルを駆使して自分が興味のある企業30社くらいとカジュアル面談をして、そのうち10社受けて、いくつかご縁を頂いてから、考えに考え抜いてYOUTRUSTへのジョインを決めた。

このへんの転職活動の詳しい話はこちらのnoteに譲る。


三度目の応募で手にしたYOUTRUSTとのご縁

お気づきかもしれないが、上述の通り実はユートラにはPM→データアナリスト→CSと実質3回応募して、前2回はスキル不足でやんわり断られている笑

それでもYOUTRUSTで働きたいと思い、チャレンジし続けたのには2つの理由がある。

1つ目は、YOUTRUSTが目指すビジョン・ミッションへの共感だ。

モメンタムは勢いみたいな意味

僕がジョインしたときは
「信頼される人が報われる転職市場に」というミッションだったが、
2022年5月に北極星を日本全体まで大幅に引き上げた。

とはいえ根幹の思想は変わらない。

僕自身が職務経歴がぐちゃぐちゃなキャリアでそれなりに批判を浴びてきたからこそ、わかりやすい経歴や学歴、スキルで評価されてしまう現行の転職市場に違和感を持っていた。
これまでの転職活動では、求人サイトや転職エージェント経由で、応募しては落ち、応募しては落ち、、、という自分を削る戦いを強いられていたが、今回はリファラル採用やダイレクトリクルーティングなど、カジュアル面談から始められたことで転職市場と自分の能力との理解を深めてから身の丈に合った転職活動ができたことが、何よりも精神衛生上ありがたかった。

そして個人的に一番感動したのが、YOUTRUST上で意欲を変えた直後に色んな知人が連絡を下さり、様々な素敵な機会に恵まれたという経験だ。彼ら彼女らの中に僕のことを「短期離職を繰り返しているジョブホッパー」と思っている人は一人もいなく、改めてこれまでのご縁に感謝した。

僕が今まで知らなかっただけで、わかりやすい学歴や経歴だけでは判断できない素敵な方々がこの社会にはたくさんいるのだということを本件で痛感した。
そして、今の学歴フィルターといった問題の本質的なイシューは採用サイドの判断能力だけではなく、候補者サイドが提供しうる判断材料の少なさも起因しているのではと改めて考えるようになった。
わかりやすい経歴がなくても、社会に出てから活躍している方はたくさんいるのは皆、肌感覚としてあると思う。ただ、それを選考プロセスでどう判断するのかは未だに体系化されておらず、非常に労力とスキルを要する難易度の高い業務だと、僕自身も採用活動に携わるようになって思い知った。

YOUTRUSTが提唱する「信頼のつながり・ソーシャルグラフの可視化」はこのイシューを解決しうるポテンシャルを秘めていると考えている。

つながりを活かした採用がYOUTRUSTの強みだ

例えば、とあるコミュニティに所属している(とつながりから推測できる)人は、経歴によらず"仕事ができる人"であるということがデータから判断でき、サービス上でレコメンドできれば、わかりやすい経歴に頼らずに候補者を探すことができるようになるし、これまでの採用サービスでは成し得なかったマッチングを実現することができるかもしれない。

例えば、キャリアSNS上でのコミュニケーション量や採用活動への貢献度をデータ化できれば、社員のエンゲージメントを従来のサービスとは別角度で測定できるかもしれない。

せっかくスタートアップでリスクをとって新しいチャレンジをするのであれば、既存サービスの焼き回しではなくこれまでにない新しい価値を創りたい。
すでに偉大な会社に入るのではなく、自分たちの手で偉大な会社を創りたい。

カジュアル面談でそんな想いを暑苦しく伝える一方で、早く事業に実装したくてはやる気持ちを落ち着かせて目の前の業務にコミットする毎日だ。


2つ目は、YOUTRUSTのバリューへの共感だ。

2021年夏に策定した4つのバリュー

実は2社目で組織崩壊・大量離職を経験しているのだが、そのときに
「スタートアップは個人ではなくカルチャーを見よう」という学びを得ている。

というのも、人は辞めてもカルチャーというのは継承されていくからだ。何が起こるかわからないスタートアップで「この人と働きたい」と個人に自分のキャリアを委ねるのはリスキーだし、カルチャーが弱いスタートアップはきっといつかくる有事に弱いだろう。

最近は自社採用にも一部携わっているが、弊社は採用基準においてバリューへの妥協が一切ないことに驚いた。

カルピスの原液を薄めるな。
最初の100人はカルチャーの体現者である。
カルチャーマッチする人ではなくカルチャーアドできる人を採用しよう。

今のカルチャーに馴染む人ではなく、強化する人を採用しようという強い意志は手を変え品を変え何度も口酸っぱく伝えられ、本当に大事だなと改めて思っている。

よくカジュアル面談で「好きなバリューはどれですか?」と聞かれるのだが、僕はART OF LOVING(努めて仲間を愛す)がお気に入りだ。
コトに向かう強さと、他者に配慮する優しさを兼ね備えたメンバーが多い。

1年という"長い"歳月を経て

まだ1年しか働いていないが、僕にとって「同じ場所で1年働く」というのは結構長い方なので感慨深いものがある。

胸につっかえているナニカ。
それはもしかすると「自分はここにいていいんだろうか?」という漠然とした不安だったのかもしれない。

1年たって、心の底からこの事業を伸ばしたいと思えるようになった。

1年たって、この人たちともっと強くて優しい組織をつくりたいを思えるようになった。

1年たって、まだまだやりたいことは山積みだし、実現したいことには程遠い。だけど絶対に行ける気がする、そう思わせてくれる今のチームは本当に最高だなと心の底から思う。

この1年で、このままじゃやばいなーという時期は何度かあったのだが、その度にユートラの方々には何度も助けられてきた。
個人名を出すとキリがないので、ここまで読んでくださっている方々は「お、自分のことか!」と思って受け取っていただけたら嬉しい。
いつも本当にありがとうございます。

僕は、前述したART OF LOVING(努めて仲間を愛す)というバリューの恩恵をおそらく組織内でトップクラスに受けてきた。
これからは、自分が努めて愛せるように、誰かがここで頑張る理由を作れるように、事業と組織に資する仕事を進める所存だ。

最後に

そんな強くて優しいYOUTRUSTに興味を持ってくださったそこのあなた。
次はあなたの番です。ぜひ話しましょう。

もっと話を聞いてみたい!という方はぜひ、YOUTRUSTかtwitterで「noteみました」とDMいただければ幸いです。


一緒に働きたいとまで思ってくださった方は、採用ページもぜひご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が参加している募集

転職してよかったこと

入社エントリ

サポートいただいたお金で逗子の子どもたちと遊びにいきます