見出し画像

毎年ラフな転職活動をしている僕が感じる転職市場の潮目🌀

※このnoteはYOUTRUSTにジョインする以前に書いたものであり、内容はあくまで個人的な感想です。色々updateされているので是非twitterもご覧ください!

おはようございます。おたけです。

先日このツイートが好評だったのでnoteで少し深掘りたいと思います。

これはなに?

毎年ラフに転職活動をしているのですがHR系スタートアップが盛り上がりを見せているおかげで「転職活動」の様子が変わってきたなと肌で感じています。

このnoteはいつか転職したいな〜と思っているけど「転職活動なにから始めますか?」と聞かれたときに「エージェントに話を聞く」「●ナビに登録する」が真っ先に思い浮かんだ方向けです。もしかすると今後めちゃくちゃ厳しい戦いを強いられるかもしれないので、サクッと最近の転職市場に起きていることを読んでもらえたら嬉しいです。

ラフな転職活動を毎年する理由

そもそも僕は紆余曲折あって既に2回転職しているのですが(詳しくはこちらのnote)、実は転職活動自体は毎年しています。

もう今の会社やだ!辞めてやる!という感じではなく、自分の市場価値を適切に見極めて、自分の経験値でどのくらい戦えるのかを判断するためです。

①今の経験ベースだと市場からどう評価されるか(どこにいけそうか)

②今後のキャリアを踏まえてどんな経験をとっていくといいか

このあたりを転職活動を通じてフラットに判断しています。定期的にチェックしておかないと、いざ転職!となったときに立ち行かない・・・という事態になりかねないなという危機感があります。

僕に起こった変化

※前提
これは完全に僕の肌感覚かつ個人的な私見なので、このnoteを叩きにディスカッションしたい気持ちです!

これまでは転職サイトに登録して求人を眺めたり、エージェントに話を聞いて今の動向をチェックしたりしていたのですが、今年は2つのサービスの台頭によって結構戦い方を変えました。それがYOUTRUSTとMeetyです。

YOUTRUST(以下ユートラ)は一言でいうとキャリアSNSですが、特徴として転職/副業の意向を友達に伝えることができます。なので「あの人転職検討しているのか!うち興味あるか声かけてみよう〜」ということが起こります。

個人的にこのサービスは既存の転職市場の戦い方を大きく変えると思っています。これまでは転職がしたくなったらエージェントやサイトに登録して良い募集を探すという動き方が当たり前でした。僕も去年までは御多分に洩れず、エージェントに登録して話を聞いて、●ナビで求人を一生懸命探していました。

ただ、今回は試しにユートラで転職ステータスを「検討している」に変えたら、過去の同僚やtwitterの知り合いからバンバン連絡がきました。スカウトもたくさんいただきました。もうウハウハです。リファラル(紹介)で話を聞けるのでエージェントにいく必要がなくなりました。

とはいえ受動的に声をかけてもらっているだけだと、それ以外に自分が興味ある会社にアプローチできないのですが、そこで登場したのがMeetyです。

Meetyは一言でいうとカジュアル面談プラットフォームなのですが、いろんな企業の方が個人ベースで採用関係なくラフに話す機会を出してくださっています。

興味あるけどいきなり選考受けるのはな〜話聞きたいけど知り合いいないな〜という企業は全部Meetyで連絡をとってカジュアル面談の機会をいただきました。
※今は流行り真っ只中なので「え、この人とも話せるの?」という方と結構マッチします。

ユートラとMeetyを駆使していたら、この会社は話聞いておきたいなと思っていた企業は1社を除いて全てお話を聞くことができてしまいました。すごいです。

転職の仕方はどう変わるのか?

ここからが本題なのですが、この戦い方が一般的になってくるとシンプルに「これまで信頼を積み上げてきた人」ほど有利になります。

ユートラで連絡がくるかどうかは

信頼関係 × 友達の数

で決まるので、どれだけこれまで人間関係という社会資本に投資してきたかがモノを言うようになるはずです。

そして大事なのは、採用目線でもリファラルの方が圧倒的にコスパがいいということです。エージェント経由は年収の約30%かかるというのはもう有名ですが、リファラルなら0円です。タダより安いモノはありません。かつ紹介時点である程度フィルターがかかるので入社後のミスマッチも少なかったりします。

つまり、

企業としてもリファラル採用を推進する力学が働く

リファラル経由の人に良い求人が集まるようになる

転職しようと思った時に「紹介されるような人」でないと困る

という流れは必然的に起こるのではないかなと思っています。


採用目線でもっというと、「友達の数」も重要な要素なので緩くいろんな方と繋がっておいて、転職潜在層とのつながりを強固にしておくことも推進されるはずです。

そうなると人事だけでは限界があるので、社員ひとりひとりが緩い繋がりを作っておくことも大事になるのですが、求められているのはいわゆる”交流会”のような浅い繋がりではなく「この人は信頼できるな」というベースがある関係性なので、短い時間でも1on1でしっかり話すようなカジュアル面談は非常にマッチしているのだと思います。

以前から緩い繋がり(weak tie)は経営学の分野でイノベーションに不可欠と言われていましたが、改めて採用にも不可欠になってきそうですね。


そう考えると、転職を考えていないときから信頼関係を築いて交友関係を広げておくことがこれからの転職活動では大事そうです。もはや転職に限らずキャリア戦略と表現したほうが適切かもしれませんね。

じゃあ普段から転職に備えていろいろやらなきゃいけないのかというと、そんなことはないと思っていて、結局は日常を誠実に生きることが大事なのでは、というのが個人的な意見です。

実はYOUTRUST社さんのコーポレートミッションは

信頼される人が報われる転職市場に


もちろん、先を見越して社外にも交友関係を広げておくのも大切なことですが、ベースは普段の生活や仕事で目の前の人に誠実に、信頼関係を築いていくことなのではないかなと改めて思っています。(自戒を込めて)



ということで、最近はゆる〜く繋がれる方を増やすためにSNSを頑張っているので、ちょっとでも興味持ってくださった方はぜひフォローお願いします☺︎


サポートいただいたお金で逗子の子どもたちと遊びにいきます