見出し画像

【2022年7月】図書館で借りた本をまとめたヨ

こんにちは🍏
今回は返却期限2022年7月に借りた本をまとめました。わたしの備忘録です。一言以上は感想を書いています。

これを読んだあなたが、少しでも読書に目覚めることを祈っています🤘

返却期限2022年7月2日

242、『1分間資本論』カール・マルクス著、齋藤孝監修、SBクリエイティブ社、2019

文庫本サイズでとても読みやすい本。通勤時間で読み終えてしまった。カールマルクスの資本論はとても膨大で何回だが、斉藤隆さんがわかりやすく1分間で読めるようにそれぞれ項目を分けて解説してくれている。私は、労働について学生時代からよく考えることがあった。労働は人生の中の3分の1を占めているはずなのに、人によっては2分の1以上または2分の2以上になってしまう人もいる。どうしたものかと思っていた。そんな時にカールマルクスの資本論を思い出した。しかしかるマルクスの資本論はとても難しい。斉藤隆さんがわかりやすく説明してくれたことによって、経営者と労働者つまりは資本を持つものと資本を与えられるものとに分けられるということが身に染みてよくわかった。できれば経営者になりたいものだが、経営者も労働者に頼らざるを得ないと言うことを考えるとお互い様なのかもしれないと思った。

243、『もっと言ってはいけない』橘玲、新潮社、2019

あまり内容を覚えていません。橘玲さんの本は何冊か読んだことありますが、言ってはいけないような真実を言ってしまう内容の本だった気がします。

244、『「死ぬときに幸福な人」に共通する7つのこと』小澤竹俊、アスコム、2018

人間は死んだ後の事はわからないし死んだ後に誰かに何かを伝えることができないから、死というものに直接向き合っていないような気がしています。しかし人間は生きている限り必ず死ぬのです。死ぬ間際くらいは幸せにいたいですよね。

245、『〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます.スペックゼロでお金と仕事と人間関係をめぐって考えたこと』レンタルなんもしない人、河出書房、
2019

レンタルなんもしない人のドラマを見たことがあってこの本に興味を持ちました。原作はこの本なのでしょう。何もしないと言うことに価値を置くと言うのは新しい発想だと思いました。私もなんもしたくない時もありますが、何もしないと言うことを極めるとお金を取れるサービスとなるのですね。その点がとても面白いと思いました。作者はかなりやる気のないような人に感じます彼が、妻も子供もいて家庭を持っているはずなのに、不安も感じることがあったはずなのに、よく何もしないと言う決断をできたなぁと思いました。また、Twitterでなんもしないというサービスを提供していました。Twitterの可能性も無限大だなと思いました。

246、『ミーツ・ザ・ワールド』金原ひとみ、集英社、2022

オタクを極めている処女の女性とキャバクラで働く女性の話。出会うことがないような2人だったのにひょんな事から出会って仲良くなって親交深めていきました。周囲の人たちとも接していて、違う世界にいる2人なのによくこんなにも仲良くできたなぁと思いました。キャバクラで働く女性は、生きていることに疑問を抱いて死んでいる状態が私なんだと言うふうに語っていました。この死んでいる状態の方が正常と言う考え方は、新しいと思いました。生きている世界と死んでいる世界がどちらが本当かとかどちらが真実かとか実はわからなかったりしますものね。

返却期限2022年7月10日

247、『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ、幻冬舎、2012

映画では聞いたことがあったんだけど、小説では読めていなかった本。「椎名」を取り巻く女性たちから描かれる群像劇という感じ。
私も田舎出身だから、田舎になんとなくある閉塞感とか、牧歌的な感じとかがすごく丁寧に描かれていて身に染みた。
椎名くんはモテますね。
田舎に生まれたら都会に憧れるけど、都会に生まれたら田舎に憧れるから、やっぱり人間はないものねだり、隣の芝生は青いのだろうなと思いました。

248、『運を支配する』桜井章一・藤田晋、幻冬舎新書、2015

運を支配してーっと思いながら借りた本。
麻雀をやっているお二人が経営の道でも成功している。
麻雀はほとんど運だと思う。
経営は半分くらい運だと思う。「支配」っていうワードチョイスをするあたりが、経営者感があった。

249、『教養として読んでおきたいギリシャ神話』中村圭志、マイナビ新書、2021

これは正直カタカナが多すぎてわからなくなってしまっていた。
一つだけなるほどなと思ったことがある。
それはマリア様が処女なのに子供を宿した理由は、神話の世界では神が絶対的な存在で水にも変化できるため、水となってマリア様の体に受胎したという説があること。
ずっと不思議に思っていたことが、ある説によって多少解消された瞬間だった。

250、『マチネの終わりに』平野啓一郎、毎日新聞出版、2016

返却期限2022年7月24日


海外で勤務する記者と音楽家の話。
私が読んだところまでは、音楽家が記者に好意を抱いている描写しか出てきませんでした。実はさわりしか読めていません。
映画で福山雅治さんと石田ゆり子さんが登場するということだけ知っていました。


251、『もうブラック企業しか入れない』福澤徹三、幻冬舎新書、2013

私はもうブラック企業しか入れないかもしれません。
この作者は転職に転職を重ねていて、私より転職している人が世の中にはいるのか!と思って安心しました。
なんで世の中にはブラック企業なんてものが存在するんですかね。撲滅すればいいのに。

252、『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一、永田和宏、文藝春秋、2017

錚々たるメンバーも昔は、何者でもなかったのだと思って親近感が湧きました。特にゴリラの研究をされている山極さんはゴリラになることで研究を進めていて面白いと思いました。文化人類学者は変な人が多いのかな、いい意味で。
ゴリラの研究をするときに、黒人とが近くにいると危ないということもあって、これに関してはなんか差別的だなと思いました。

253、『新「感情の整理」が上手い人下手な人 対人関係を良くする方法』和田秀樹、新講社、2017

機嫌が悪い人は幼稚だ!!
気をつけましょう。自分の機嫌ぐらい自分で取ります。もう大人なのだから。

254、『「複業」で成功する』元榮太一郎、新潮新書、2019

複業したいな、なぜならお金が欲しいから、と思って借りました。私はとても安月給です。本来なら転職した方が得策なのでしょうが、もう少し頑張りたい気持ちともう体と心がもたない気持ちがせめぎ合っていて、書類作成や応募には至っていません。そこで、本業で役立つ様な副業をしたいと思いこの本に辿り着きました。
あまり読めていません。

255、『のっけから失礼します』三浦しをん、集英社、2019

「生きるってなんだろう」ってめちゃめちゃシリアスなしょうかと思ったらそうでもないのがツボだった。
私にとって生きるは休息、労働に大別されると思う。食事とか睡眠は休息だし、趣味とか仕事はほとんど労働と呼んでいいかもしれない。本当はコンテンツを見たり運動したりもしたいけど、なんせこれら2大勢力に乗っ取られてしまって時間を避けていない。
三浦しをんさんにとってはハイキューなどのコンテンツを鑑賞、購入するか選択することが生きることだ!!
自分の家を「拙宅」と表現するのはなかなか粋だなと思った。使います。


以上です。
借りた本を隅から隅まで読んでいるわけではないので、あっさりした感想になってしまったものもあります。
時が経ったときに内容を覚えているものあ本当に私の心に刺さったものだと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?