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一汁三菜は難しい。

日本に古くから伝わる食事の形式「一汁三菜」
主食主菜副菜2種汁物からなり、和食の伝統的なイメージとして根付いている。
しかし令和の時代、世界各国の文化が我々の心をくすぐる中で、日常的にこの文化を取り入れている家庭も減ってきているのではないか。。

そんな最中、近頃血圧が上昇気流に乗ってしまっている私おたけ。幼少期におやつになかなか有りつけなかった反動か、はたまた妻との晩酌が楽し過ぎるがゆえか。
現代人の課題とも言える塩分過多が病の引き金であるのなら、古き良き日本人の食生活を取り入れる事も大切だと感じる。


鶏肉の煮物

今回は冷蔵庫の事情で煮物を主菜として組み立てる。

半解凍した鶏肉を一口大にカット
鍋で煮ていき
灰汁が出れば取り除く
乱切りの人参・冷凍里芋を投入し
ほんだし・醤油・みりんで味付け
一晩味を染み込ませて翌朝温め直す
今回は味が濃くなりすぎない事を意識


ほうれん草のごま和え


ごまをあたる
今回は半ずりくらいだろうか
業務スーパーのほうれん草をレンチン
※アツアツにしないよう注意
水を切ってごまを投入
酢・醤油・砂糖で味付け
昔、給食に出ていたごま和えが大好物だった。。


ツナだし巻き

※全然上手く巻けなかったので作り方は割愛、、

うーんイマイチ。笑
ツナをキレイに中心にまとめたかった



十六穀ご飯と味噌汁を加えて完成

副菜2種は植物性食品との文献も多いので、厳密には一汁三菜の条件を満たせていないかも知れないが、主菜を控えめにする事で帳尻を合わせようという魂胆である。

それにしても、朝食にしっかりと品数を用意すると言うのは、なかなかどうして難しいものだ。
私の母は何だかんだで複数のおかずを用意してくれていたし、祖母も祖父と毎日のように喧嘩をしながらも、"日本の食卓"といった感じの料理が並んでいたのを覚えている。

江戸時代の飛脚は江戸〜大阪間を(リレー形式で)3日間で駆け抜けたと言われる。
ヘルシーなのにパワーを生み出す、先人の知恵というのは本当に素晴らしい。

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